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1999/1月ランカウイ島探鳥

e0183106_18065841.jpg1999年1月9日から15日までの7日間のマレーシア・ランカウイ島の探鳥旅行Indexです。
元稿は1999/03/13に旧サイトに16ページで掲載しました。今回復活させるにあたり、ページを集約して7ページにまとめています。


1999/01/09 - ランカウイ探鳥準備と出発
1999/01/10 - 2日目・ランカウイ探鳥初日
1999/01/11 - 3日目・チャバネコウハシショウビン
1999/01/12 - 4日目・アオショウビン
1999/01/13 - 5日目・チャガシラハチクイ
1999/01/14 - 6日目・ヒヨケザル/ホタル
1999/01/15 - 7日目・帰国/総括


■他の旅行のIndexはこちら


■2018/03/22追記
1999年のランカウイ島探鳥のシリーズは今日で終了で、明日からは「2000年1月のバリ島探鳥」の復活掲載の予定です。
こうやって、昔の海外探鳥の記録を読み返していると、当時の自分の「まだ見たことのない鳥を見て見たい!」という意欲の大きさに改めて驚きます。
今の僕だと、それに相当するのは「日本にもまだ見たことのない、びっくりするような景色がある!」っていう感じですかね。野舞探で旅行していると、普通の観光旅行ではなかなか行けない場所や光景に出会うことが出来るのです。
でも、それだけじゃないかな・・・



by river_kingfisher | 1999-01-15 22:00 | 旅行Index | Trackback | Comments(0)

1999/01/15 - 7日目・帰国/総括

Page-7/7

■7日目・帰国■

マレーシア最終日はホテル近くの公園でコウライウグイスでも見ようかと思っていたが、朝起きると荷造りのことが気になり外出は止める。ピックアップの1時間前まで寝ていて、一気に荷造りをする。
カメラ関係も600mmとF5とフィルム以外はすべてスーツケースに押し込んでしまい、ずっしりと重たい。

KL空港は例によって冷房の効きすぎで寒いので上着を出して着る。お昼まで時間があるので、行きと同じようにスナックで軽い食事をする。おみやげを物色するが、あまり我が家のセンスに合うものがないのでいつものチョコレートを買って配ることにする。

ゲート近くの化粧品屋さんで残りのリンギットをすべて使い切るべく小銭をかき集めて、口紅など買い残りは0.4リンギット足らず。

帰りの飛行は約6時間で日本時間18:30に成田に着陸。自宅の福生に帰り着いたのは22:15でした。



今回の旅行は時間をかなりついやしたにも関わらず、見られた鳥の種類は少なかったです。これはやはり私と妻の選別眼がまだまだ足りない事に起因しています。

あまりやみくもに車で走り回らずに、1ヶ所に1時間くらいは留まって、鳥の出現を待つように心がけたのですが、停車中はクーラーが利かないと言う悪条件のため、なかなか辛抱が出来なかったことも事実です。

今回は事前に情報を集めて言ったにも関わらす、一番のポイントであるラヤ山で余り種類が増やせなかったのが残念です。ボウシゲラをぜひ見たかったのですが・・・。


■2004/09/21追記
このページを読んでランカウイに行かれたRICKさんの「ランカウイ探鳥記2004年9月7〜11日」はこちら。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/morochan/index.html
最新のランカウイ情報が読めます。


■今回見ることが出来た鳥■

(BはBIRDER誌築山さんのリスト、Sは瀬戸さんのリスト、No.はA guide to the Birds of Thailandの番号、nは私の初見)
和名
学名
英名
B
S
No.
n
アカガシラサギ Ardeola bacchus Chinese Pond Heron * * 17
コサギ Egretta garzetta Little Egret * * 24
ササゴイ Butorides striatus Green-backed Heron * * 25
ミサゴ Pandion haliaetus Osprey * 68
カタグロトビ Elanus caeruleus Black-winged Kite * * 69 n
シロガシラトビ Haliastur indus Brahminy Kite * * 71 n
チャイロカッコウハヤブサ Aviceda jerdoni Jerdon's Baza * * 72 n
サシバ Butastur indicus Grey-faced Buzzard Eagle * 84
シロハラウミワシ Haliaeetus leucogaster White-bellied Sea-Eagle * * 86 n
シロハラクイナ Amaurornis phoenicurus White-breasted Water Hen * * 154
インドトサカゲリ Vanellus indicus Red-wattled Lapwing * * 164 n
ハシブトアオバト Treron curvirostra Thick-billed Green-Pigeon * * 250 n
コアオバト Treron vernans Pink-necked Green-Pigeon * * 254 n
カノコバト Streptopelia chinensis Spotted Dove * * 270
チョウショウバト Geopelia striata Zebra Dove * * 271
オオバンケン Centropus sinensis Greater Coucal * * 305 n
カワセミ Alcedo atthis River Kingfisher * * 345
チャバネコウハシショウビン Pelargopsis amauropterus Brown-winged Kingfisher * * 350 n
アオショウビン Halcyon smyrnensis White-throated Kingfisher * * 353 n
ヤマショウビン Halcyon pileata Black-capped Kingfisher * * 354 n
ナンヨウショウビン Halcyon chloris White-collared Kingfisher * * 355
チャガシラハチクイ Merops leschenaulti Chestnut-headed Bee-eater * * 357 n
ハリオハチクイ Merops philippinus Blue-tailed Bee-eater * * 358 n
ブッポウソウ Eurystomus orientalis Eastern Broad-Billed Roller * * 364
シワコブサイチョウ Aceros undulatus Wreathed Hornbill * * 371 n
カササギサイチョウ Anthracoceros coronatus Malabar Pied-Hornbill * * 374 n
オオサイチョウ Buceros bicornis Great Hornbill * * 376 n
ヒメアマツバメ Apus affinis House Swift * * 455
オオハリオアマツバメ Hirundapus giganteus Brown-backed Needletail * * 458 n
マミジロタヒバリ Anthus novaeseelandiae Richard's Pipit * * 477
キセキレイ Motacilla cinerea Grey Wagtail * * 481
キビタイヒヨドリ Pycnonotus finlaysoni Stripe-throated Bulbul * * 523
メグロヒヨドリ Pycnonotus goiavier Yellow-vented Bulbul * * 525 n
アカメチャイロヒヨ Pycnonotus brunneus Red-eyed Bulbul 529 n
カザリオウチュウ Dicrurus paradiseus Greater Racket-tailed Drongo * * 552 n
コウライウグイス Oriolus chinensis Black-naped Oriole * * 554 n
ルリコノハドリ Irena puella Asian Fairy-bluebird * * 559 n
ハシブトガラス Corvus macrorhynchos Jungle Crow * * 569
コサメビタキ Muscicapa latirostris (Asian) Brown Flycatcher * * 772 n
アカモズ Lanius cristatus Brown Shrike * * 815
カバイロハッカ Acridotherestristis Common Mynah * * 832
キュウカンチョウ Gracula religiosa Hill Myna * * 836 n
ノドアカタイヨウチョウ Nectarinia calcostetha Copper-throated Sunbird 843 n
キゴシタイヨウチョウ Aethopyga siparaja Crimson Sunbird * 849 n
スズメ Passer montanus (Eurasian) Tree Sparrow * * 873

■築山さんと瀬戸さんのリストに載っていて、私が見ていない鳥■
和名
学名
英名
B
S
No.
アマサギ Bubulcus ibis Cattle Egret * * 19
クロサギ Egretta sacra Eastern Reef Heron * 20
リュウキュウヨシゴイ Ixobrychus cinnamomeus Cinnamon Bittern * 31
カンムリオオタカ Accipiter trivirgatus Crested Goshawk * * 74
ツミ Accipiter gularis Japanese Sparrow Hawk * 80
カンムリワシ Spilornis cheela Crested Serpent Eagle * * 90
カワリクマタカ Spizaetus cirrhatus Changeable Hawk-Eagle * 92
モモグロヒメハヤブサ Microhierax fringillarius Black-thighed Falconet * * 111
ムナグロ Pluvialis dominica American Golden Plover * 167
コチドリ Charadrius dubius Little Ringed Plover * * 168
オオチドリ Charadrius asiaticus Caspian Plover *
アオアシシギ Tringa nebularia Greenshank * 184
タカブシギ Tringa glareola Wood Sandpiper * * 188
イソシギ Tringa hypoleucos Common Sandpiper * * 189
ハリオシギ Gallinago stenura Pintail Snipe * * 208
オニカッコウ Eudynamys scolopacea Asian Koel * * 297
ムネアカゴシキドリ Megalaima haemacephala Coppersmith Barbet * * 389
コガネゲラ Chrysocolaptes lucidus Greater Flameback * * 397
タケアオゲラ Picus vittatus Laced Woodpecker * 402
シマベニアオゲラ Picus mineaceus Banded Woodpecker * * 409
クリチャゲラ Celeus brachyurus Rufous Woodpecker * * 412
ボウシゲラ Mulleripicus pulverulentus Great Slaty Woodpecker * * 415
アマツバメ Apus pacificus Northern White-rumped Swift * 454
ツバメ Hirundo rustica Barn Swallow * * 466
リュウキュウツバメ Hirundo tahitica Pacific Swallow * * 467
コシアカツバメ Hirundo daurica Red-rumped Swallow * * 469
イワミセキレイ Dendronanthus indicus Forest Wagtail * 484
オオコノハドリ Chloropsis sonnerati Greater Green Leafbird * * 507
ズグロヒヨドリ Pycnonotus atriceps Black-headed Bulbul * 514
ハイイロオウチュウ Dicrurus leucophaeus Ashy Drongo * 547
イエガラス Corvus splendens House Crow * * 570
センダイムシクイ Phylloscopus occipitalis Eastern Crowned Warbler * 674
キマユムシクイ Phylloscopus inornatus Yellow-browed Warbler * * 679
アカハラシキチョウ Copsychus malabaricus White-rumped Shama * 730
ムギマキ Ficedula mugimaki Mugimaki Flycatcher * * 777
オオルリ Cyanoptila cyanomelana Blue-and-White Flycatcher * 791
シキチョウ Copsychus saularis Oriental Magpie-Robin * * 729
チゴモズ Lanius tigrinus Tiger Shrike * * 815
ミドリカラスモドキ Aplonis panayensis Asian Glossy Starling * * 821
チャノドコバシタイヨウチョウ Anthreptes malacensis Brown-throated Sunbird * * 831
キバラタイヨウチョウ Nectarinia jugularis Olive-backed Sunbird * * 844
セアカハナドリ Dicaeum cruentatum Scarlet-backed Flowerpecker * * 867


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■ランカウイ島表紙はこちら
■他の旅行のIndexはこちら




by river_kingfisher | 1999-01-15 13:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)

1999/01/14 - 6日目・ヒヨケザル/ホタル



■ヒヨケザル■

いよいよランカウイ最終日。10:30がピックアップなので、本日はもうどこにも行く時間はない。7:15に起きてベランダにカメラをセットして、何か出るのを待つ。昨夜ダタイで見たダスキールトンが10頭ほど近くを移動していく。近すぎてカメラのピントが合わないうちに木立に見えなくなる。

小鳥も近くで鳴いて時々姿を見せるが、識別も出来ないうちに隠れてしまう。写真は無理と諦めて荷造りをはじめようとした時に、ベランダのすぐそばの木の幹に変なものを発見。


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Nikon F90, Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm F3.5~5.6D

木のこぶのようだが、よ〜〜く見ると目鼻耳がある。おおっ、これがヒヨケザル(※注1)か!。
確かに奇妙な動物だ。夜行性なので目が大きくてなかなかカワイイ!
ヒヨケザルと言う名前の通りに、登る朝日を避けようとしているのだろうか、それとも私たちの目を気にしているのだろうか。少しずつジリジリと動いていて、横に回っている。

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Nikon F5, Sigma APO TELE MACRO 400mm F5.6

昨晩飛んでいた座布団はこいつだったのかと、納得した。いや、最後の最後におもしろいものを見られました。


荷物をまとめてロビーに行きチェックアウト。
スパの料金は下記でした。

指圧マッサージは98リンギット(¥2,940)
アロマセラピーは118リンギット(¥3,540)
フェイス&ネックケアは150リンギット(¥4,500)

どのコースも最後にスパ(温水プール)の料金が含まれているのですが、少し高い感じですね。リゾートだからしょうがないかな。奥さんは満足していました。


後は朝御飯を食べて、ピックアップを待つだけ。旅行社のピックアップは10:30だが10時過ぎには迎えが来てしまい、すぐに空港にむかう。ランカウイ空港は小さい割には新しくてきれいです。
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ここで12:20のフライトをこのメモを書きながら待つ。



■クアラルンプール・ホタル■

KLには13:05に到着。旅行社の迎えが来ていてそのまま市内観光に入るという。しかし、客は我々夫婦だけなので、市内観光はキャンセルしてホテルに直接送ってもらう。ガイドも仕事が楽になって嬉しそう。
KLでは1泊するだけで鳥見をする時間が無いので、話題のホタルを見に行こうと思いガイドにホタル見物のツアーが無いかどうか聞くと、すぐ手配してくれる。

このホタルというのはKL市外のカンポンクアンタン(Kampong Kuantan)で見られるもので、前に書いたAsian Squareで見つけたのですが、川の両岸に生えた木にホタルが止まり点滅すると言うもので、テレビでも紹介されてから日本でも有名になっているらしい。

ホテルの部屋に入り一服していると旅行社から電話が入り、一人¥10,000円で夕食付きとのこと。あまりにも高いのでタクシーを雇って自分で行ってももっと安いんじゃないか、と文句を言うと、KLのタクシーは市外には出られないから長距離バスを乗り換えながら行くしかないから、かなり大変だと逆襲される。悔しいけど我慢して¥20,000円払うことにする。

4:30にホテルのロビーに迎えに来たのは大型の観光バスで、我々を最初に乗せた後、他のホテルを回って次々と客を拾っていく。オプショナルツアーの一つらしい。12〜3人の日本人を乗せて5:10にKLを出発。

市内から出る道路はひどい渋滞で、かなり時間をとられて6:30にクアラセランゴール(Kuala Selangor)に到着する。ここの川べりのレストランでシーフード料理の夕食。おいしいが¥10,000円の値段が分かっているから、ちょっとしゃく。でもおなか一杯に食べまくる。

e0183106_22332655.jpg食後さらにバスで移動して8:00にいよいよカンポンクアンタンに到着。
船着き場で救命胴衣を着て平底船に4人ずつ乗る。船頭さんは前向きに立って乗り、クロスさせたオールを操って、ゆっくり川をさかのぼる。

少し船着き場から離れると、辺りは真っ暗で闇の中に妖しく点滅する木立が見えてくる。お〜〜っ、これはスゴイv(゚o゚)v!!まるでディズニーランドのエレクトリカルパレードのようだ。音楽が無いのが不自然なくらい。
日本のホタルのようにそれぞれ勝手に光るのではなく、シンクロして一斉に光るのでクリスマスツリーのようにとてもきれいです。


e0183106_22340043.jpgホタルは甘い樹液を葉から分泌する木に群がっているとのことで、ホタルのいる木ははっきりと姿が暗闇に浮かび上がっている。いない木は全く止まっていない。しばらく行ったところで船頭さんがサービスで1本の木に横付けしてくれる。

ホタルは日本のゲンジホタル等よりも小さく感じたが、私は昆虫屋さんでは無いので自信を持っては言えない。ふわふわと飛んでいるホタルを船頭さんがそっと手のひらに受けて、奥さんに渡してくれる。奥さんの手の平でもぞもぞ動きながら、それでもシンクロして光っているホタルはかなり小さかったです。

適当なところでUターンして戻ってきたら8:50。約30分ほどホタルを見ていたことになる。¥10,000円はやっぱり高いけど、1日しかいないKLで自分でこれを手配するのは不可能に近いので、しょうがないと納得する。ちなみにこの見物の船は1艘24リンギットだそうです。


この後は何も見せ物はなく、バスはKLまでひた走り10:00にホテルに到着。シーバスをなめながらメモを書いて寝る。


    ※注1
    マレーヒヨケザル
    英名:Malayan flying lemur、Malayan colugo
    学名:Cynocephalus variegatus
    分類:ヒヨケザル科
    大きさ:頭胴長33〜43cm、尾長24〜27cm、体重1〜1.8kg
    インドシナ半島南部から、スマトラ、ジャワ、ボルネオにかけて分布。頸(くび)の後ろから四肢の先、尾の先端を結んで飛膜が発達し、滑空する。1産1〜2子で、母親は子を胸にぶら下げて飛ぶ。夜行性で、果実や木の葉、花を食べる。

    ヒヨケザル類は東南アジアの熱帯雨林に住む。1科2種のみ。
    モグラ類から進化したコウモリ類の中間的な存在と見られているそうです。
    もう1種はフィリピンヒヨケザルCynocephalus valansでこっちの方が少し小さいみたいです。
    小学館:自然大博物館1992年初版より


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by river_kingfisher | 1999-01-14 13:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)

1999/01/13 - 5日目・チャガシラハチクイ

Page-5/7

■チャガシラハチクイ■

本日はツアーを1日延泊している関係で朝食が付かない。昨日の夜買っておいたカップラーメンを食べて、6:45にいつもの入り江に向かう。

今日は遠くでチャバネコウハシショウビンの鳴く声が聞こえるが姿は見えない。川の横の枯れ木に次々と鳥がやってくるが、高いのと逆光で写真はしんどい。
カササギサイチョウ、キュウカンチョウ、キゴシタイヨウチョウ、アオショウビン、ササゴイ、キアシシギが現れるが結局チャバネコウハシショウビンは現れなかった。やはり撮れるときに撮っておかないと後で撮れると思ってはいけないと言う確証を深くする。

9:30になったところでいつになく潮が満ちていることに気づき、あわてて戻るがパンツすれすれまで水に浸かる。

ビーチを歩いているとシロハラウミワシが5羽遊ぶように飛んでいる。写真を撮ろうかと思って、用意をはじめているうちに高いところに上がってしまって涙。
せっかくカメラを出したので、少しはナイスバディのお姉さんの写真でも撮ろうかと、ビーチ・チェアを物色するが、なぜかお年を召した方ばかりでシャッターを切る気にならない。

部屋に戻りズボンをはき替えてお昼ご飯を食べに2人で出かける。


昨日一人で偵察した空港手前のため池でチャガシラハチクイ(Chestnut-headed Bee-eater)を見つける。とてもきれいな鳥だ。

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チャガシラハチクイ Chestnut-headed Bee-eater


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チャガシラハチクイ Chestnut-headed Bee-eater


チゴモズのようなモズも発見。後で図鑑をじっくりチェックするが瀬戸さんとBIRDER誌の築山さんの記事を参考にする限りアカモズのようだ。

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アカモズ Brown Shrike


ここでは他に凶悪プロレスラーの様なメグロヒヨドリ(Yellow-vented Bulbul)も見た。

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メグロヒヨドリ Yellow-vented Bulbul


他にはマミジロタヒバリ(Richard's Pipit)と正体不明のヒナを見る。

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マミジロタヒバリ Richard's Pipit



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正体不明のヒナ


この近くの道路で半分つぶれた鳥の死体を奥さんが発見。しかし、かなり潰れているし、大きさといい羽の色といい家禽の様なのでそのままにしておく。

空港近くの町に行ってレストランを探すのだが、ラマダンのせいなのか営業している店がない。ぐるぐる探し回って結局諦めて帰り道のシェラトンホテルに行く。値段の高いバイキングしかないのであまり嬉しくないが、他にないのでしょうがない。ビール×2とバイキングで87リンギット(¥2,610円)。




■アオショウビン・オオバンケン■

奥さんは昨日に続き、ホテルのスパで1:00からフェイシャルケアの予約を入れている。少し遅れてホテルのロビーに送り届け、私はUターンして空港北の水田へ戻る。

昨日の場所にはインドトサカゲリはいないが、アオショウビンは同じ枝に止まっている。代わりにため池にいたのと同じモズがいる。しばし写真撮影。

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Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, RDP2


止まっているときには分からないが、飛ぶと初列風切りに白色が広がりとてもきれいです。

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農道をゆっくり走りながら鳥を探す。だんだんこつが分かってきたが、新しい種類の鳥はなかなか見つけられない。アカガシラサギも見つけてカメラを構える前に飛び去ってしまう。

畑の中にカバイロハッカの様な茶色い鳥が見えるので急停車。カバイロハッカにしてはやけに大きい。だんだん近づいてきてオオバンケン(Greater Coucal)と分かる。なかなか精悍な顔つきの鳥だ。

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オオバンケン Greater Coucal


じっくり観察しているとどうも何か引っかかる。そうだ、さっきの轢死体はオオバンケンだ。早速取りに戻るがやはりかなりつぶれている。風切りを4〜5枚抜かせてもらう。

■2018/03/19追記
持ち帰った羽根はちゃんとファイルされてました。
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3:30にホテルに戻りシャワーを浴びて一休み。ベッドに横になって外を見ていると窓の外で鳥の声がする。そっとベランダに出て声の主を探すとヒヨドリ系の鳥が2羽で羽づくろいをしている。じっくり図鑑と見比べるとアカメチャイロヒヨ(Red-eyed Bulbul)だ。
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アカメチャイロヒヨ Red-eyed Bulbul


写真は暗いのでブレてしまった。他にもホテルの部屋からキビタイヒヨドリ(Stripe-throated Bulbul)を見つける。


夕食はダタイのタイ・パビリオンに6:30から予約を入れているので、鳥に注意しながらゆっくり車を走らせる。しかし成果の無いまま6:00にダタイに到着。しかたないからダタイ・ベイでも見物するかと、最初に行き止まりだった道の手前を海岸方向に曲がって降りてみると、道は行き止まり。
そこから先は細いトレールがあるだけで、茂みで海は見えない。面倒なので引き返す。

e0183106_16563530.jpgタイ・パビリオンはリッチで良かった。Thai Set2と言う1人160リンギット(¥4,800円)のセットを頼んだら量が多くて食べきれなかった。Set1の120リンギットで充分だったのだが、メニューの中のカボチャが嫌いなのでSet2にしたのが裏目に出た。
食前酒とオーストリア・ワインを合わせてTL519.2リンギット(¥15,576円)と、お値段も非常に高級なレストランでした。でも、せっかくのリゾートだからこれくらいの贅沢はしてもいいのではないかと自分で納得。

食事中にレストランの屋根の上でドカドカと音がするので何かなあ?と思っていたら、ダスキールトン(※注1)の群が移動しているのでした。カメラはコンパクトしか持っていなかったので写真はありませんが、母ザルの胸に抱かれた赤ちゃんが金色に輝いていたのがとても印象的でした。

ダタイ・ホテルの駐車場に向かって歩いていると、ホテルの証明で照らされた前方の高いところを横に座布団が飛んで横切るのが見えた。右側の木の幹にしがみついてサッと陰に移動した。あれがヒヨケザルか?

帰りはワインで酔っぱらっていたので、トロトロとゆっくり走らせる。ガソリンの残量警告ランプ点滅するが、ダタイ近くのスタンドのおばちゃんは当然店じまいをしているので補給することは出来ず、ちょっと良心がとがめるがそのまま返却することにする。


    ※注1
    ダスキールトン
    英名:dusky (spectacled) leaf monkey
    学名:Presbytis obscrus
    分類:オナガザル科
    大きさ:頭胴長42〜68cm、尾57〜86cm、体重4.5〜11kg
    マレー半島と付近の島々に分布。熱帯林や乾燥林に住み、樹上生である。主食は葉と果実。約10頭の集団で暮らし、5〜12haのテリトリーを形成する。通常1〜3月に1産1子。生まれたての子は鮮やかな黄色。
    小学館:自然大博物館1992年初版より


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by river_kingfisher | 1999-01-13 13:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)

1999/01/12 - 4日目・アオショウビン

Page-4/7

■アオショウビン■

本日は6:50に起床、まだ外は薄暗い。昨日に懲りて今日は2人一緒に朝御飯を食べに行き、奥さんはそのまま部屋に戻って昼寝(朝寝かな?)。
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私は昨日に引き続き、ホテルの入り江のチャバネコウハシショウビンを狙う。

昨日は一度に3個体を見ることが出来たが、今朝は1羽も見つけられない。そのうちギャギャギャギャ、、と鳴き声がして、1羽現れる。しかし、流れの上に張り出した枝の中に止まって、姿は見にくい。脅かさないように、時間をかけて少しづつ近づく。


e0183106_18065841.jpg
Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, KODAK EL-2 ISO400



時々ギャギャギャとかキョーキョーと鳴くがダイビングはしない。幸いなことにこの小川は低くなっているので強烈な日光は当たらないので暑くはなく、我慢もしやすい。しかしその反面、暗いためシャッタースピードが遅くなる。
昨日の様に何度もダイビングをしてくれれば、ひょっとするとダイビングの写真が撮れるかと思ったが、何しろ全然身動きしない。すでに2時間以上過ぎた。





Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, KODAK EL-2 ISO400



と、10時過ぎに突然前触れ無くダイビング。当然、僕は準備が出来ていなくて、ぶれぶれのピンボケで写真は失敗だが、奴も獲物捕りに失敗。茂みの見えないところに止まって一声鳴いたきり静かになってしまう。
こっちも諦めて部屋に戻る。

e0183106_16161280.jpg朝御飯が早かったので、お昼前だが昼食をとりに隣のブラウベイリゾートホテルに行く。こちらのホテルの方がこじんまりとしていて好みだが、敷地は開けていて鳥は少なそう。
チキンカレーとクラブサンドイッチに、いつものようにビールが2本で44リンギット(¥1,320円)。おいしかったです。


奥さんは今日はホテルでぶらぶらしているとの事なので、食後ロビーに送っていき一人で空港北側の水田に行く。ガソリンスタンドの向かい側でインドトサカゲリ(Red-wattled Lapwing)を5羽見つける。日本のケリと似た感じだが、少し小さくクチバシと目の間が赤い。

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インドトサカゲリ Red-wattled Lapwing


400mmのレンズしか持ってきていないので、あまり大きく撮せない。車の中でじっと待っていると少しづつ近づいてくるが、やはり道路のそばまでは近寄らない、残念。
写真を撮っていると視界に鮮やかなブルーが入る。
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アオショウビン(White-throated Kingfisher)がいる!。水田(畑の様だが)に生えている小さな木に止まり、時々舞い降りてはバッタのような虫を捕っている。赤いクチバシが土で汚れて白く汚くなっているが、翼を広げたときはブルーに白いストライプが走りとてもきれいだ。

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見ていると道路を渡って、道路反対側のガソリンスタンドの金網に止まる。そうそう、この車にもガソリンを入れなければ。スタンドに入って他の車のやり方を見ると、セルフスタンドのようなので、まずは車を横付けする。しかし、その次が分からない。困っていると、横に止まった車のおじさんが「窓口に行ってお金を先に払うのだ」、と身振りで教えてくれる。
例によって10リンギット支払って、ガソリンを入れる。このスタンドでは8.9L入れることが出来た。

給油が終わった後、ガソリンスタンド内のアオショウビンが止まっているフェンス近くに移動して、車の中から写真を撮る。

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もう少し近づこうと思ったところで大型トラックが入ってきて、クラクション1発。アオショウビンは飛んでいってしまった。



■スパでマッサージ■

空港の南側から海岸に沿って行くと道路の海岸側にため池の様な池がたくさんある。何かいそうと思って探すと、まずオオトカゲがいだ。
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やはり1.5mくらいはある。ゆっくり道路を横断しているのだが、こっちに気づくと逃げ足は早い早い。

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ほかにはアカモズ、クイナSP、アカガシラサギ。

4:00から奥さんと二人でホテルのスパを予約してあるので、3:10にここを離れてホテルに戻る。
ホテルの取り付け道路の橋のところで瀬戸さんは鳥を見ているので、止まって少し偵察する。作業していた従業員が近づいてきて「What are you doing?」と聞くのでバードウォッチングをしているのだと答えると、この辺よりも山に行った方が鳥がいると言う。

自分と父親は休みに鉄砲で鳥を撃つからよく知っているのだという。トホホ、あんた達が鳥を減らしているのね。しかし、彼らは楽しみではなく食べるために鳥を捕っているのだから、しょうがないですね。主にウズラ類を撃つのだそうです。
「明日は仕事が休みだから案内してやるがどうだ?」と聞かれたので、かなり心がぐらついたが、明日も奥さんはスパを予約したりしているので、時間調整が面倒なので案内を頼むのは止めることにする。

4:00ちょうどに我々の部屋から歩いてすぐのスパに行き、私は指圧、奥さんはアロマセラピーを受ける。指圧はかなり痛かったです。個人的にはタイのタイ式マッサージの方が好きです。
終わった後はジャグジーにつかり温泉気分。私も初めてリゾートに来た気になります。お客はほとんどいなくて、白人の夫婦が1組と日本人の若い女性2人だけ。

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部屋に戻って一休みしてから、海沿いのデッキを歩いてロビーまで行き、夕食を食べにレンタカーで出かける。帰りが何時になるのか分からないので、行きにKuala Teriang Villageの手前のスーパーマーケットで明日の朝食用のカップラーメンとミネラルウォーターを買っておく(この店はそんなに安くなかったです)。

本日の夕食はインターネットのAsian Squareというサイトで調べたレストランBon Ton At The Beachへ行く。
この店は道路からかなり入ったところにあり、入り口に別の屋台のような店があるので、少し迷います。でも、センスがいいし食事もおいしいのでおすすめです。
本日はシーフードのセットとマレーシア料理のセット、それにビール×2、ケーキ、コーヒーで162リンギット(¥4,860円)。ちょっと高いですね。

店のエントランスはおみやげ物を売っているのですが、なかなかセンスのいい小物が多かったです。しかし、奥さんは畳表のランチョンマット(※注1)を買ったのですが、日本に帰ってきてよく見たらカビが生えてました。暗くてよく見えなかった(;_;)。

いつものようにお腹一杯になって帰り、すぐに寝てしまう。


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※注1:2018/03/16追記
このランチョンマットは未だに使っていて、時々我が家の食事風景撮影で出てきます。



by river_kingfisher | 1999-01-12 13:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)

1999/01/11 - 3日目・チャバネコウハシショウビン

Pafe-3/7

■チャバネコウハシショウビン■

6:45に一人で起きて支度をし、ホテルのプール横の入り江に行く。
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昨日あっさりとチャバネコウハシショウビンを見られてしまったので、実は少し心配だ。
あっさりと見られた鳥が、翌日以降はさっぱりと言うことは経験上よくあるのだ。

昨日チャバネコウハシショウビンを見た場所に行くためには小川を渡らなければならず、そのためにショートパンツとサンダルで来たのだが、思ったより小川が深くショートパンツの裾が濡れる。

この辺りと言う所でカメラをセットして待つ。小川の対岸に金髪のおばさまが双眼鏡を持って現れる。この島で鳥を見ていたのは我々以外はこの人だけ。でも、そのうちいなくなる。

なかなかチャバネコウハシショウビンは現れないが、バシャっと言う音に振り向くと、40mほど先の崖下の流れにチャバネコウハシショウビンがいる。


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Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, RDP2, 1999/1/11, Langkawi



これほど派手な色をしていても、じっとしていると意外に目立たないのでそばにいることが分からなかった。
流れの中でカニをくわえてから、すぐに2メートルほど上の枝に止まる。カニを枝に何度かたたきつけてから丸飲みにした。

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Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, RDP2, 1999/1/11, Langkawi


後ろから見ると、濃い茶色の背中に鮮やかなスカイブルーが見えていてとても美しい。




Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, RDP2, 1999/1/11, Langkawi


カメラを構えながら少しづつ前進する。心配したほどこちらを警戒する様子もないので、20m位まで近づく。この個体はカメラのことを気にする様子もなく、私の前で何度もダイビングを見せてくれた。おもにボラの稚魚のような魚を狩って食べていた。
しかしダイビングの様子をうまく撮れるほど周りは明るくなく、かつ私の腕も無い。流し撮りはとても残念な画像だ。
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気づくとチャバネコウハシショウビンのすぐそばにカワセミも止まっている。日本にいるのと同じカワセミだ。なぜか懐かしい。小さなカワセミと比べると、チャバネコウハシショウビンの巨大さが実感できる。
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ここでは他に、カササギサイチョウ、シロハラクイナ、キアシシギ、コウライウグイス、キゴシタイヨウチョウ(Crimson Sunbird)を見た。

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Malabar Pied-Hornbill カササギサイチョウ


さらに長い尾羽をヒラヒラさせながら飛んでいく鳥がいる。おおおっ、、、カザリオウチュウ(Greater Racket-tailed Drongo)だ!。しかし、ふわふわと小川の上流の方に消えていき、これ1回しか姿は見せてくれなかった。
まわりを見渡すと、クリーク奥のマングローブの枝に、飛んでは同じ場所に戻る小鳥を発見。コサメビタキだ。あんな小さな体でここまで飛んでくるのかと思うと感心する。


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Nikon F5, Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D, RDP2, 1999/1/11, Langkawi


3本ほどフィルムを消費した所で、奥さんとの待ち合わせを思い出す。腕時計を持ってくるのを忘れたので、待ち合わせ時間が分からないのだ。待ち合わせ場所が見えるところまで戻って双眼鏡でのぞくと、奥さんがふてくされて座っている。マ・ズ・イ(・・;)すでに待ち合わせ時間を30分オーバーして9:30になっていた。



■再度ラヤ山へ■

奥さんに遅れたことをぺこぺこ謝りながら朝御飯を食べてからフロントに行き、昨夜の隣室の狼藉を話して、部屋を代えてもらえないか交渉するが、満室を理由に断られる。そのかわりフロントからも注意をしてもらうように頼む。


本日はまずラヤ山に向かう。途中時々止まって鳥を探す。シロガシラトビが飛ぶが遠い。
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シロハラウミワシは時々飛んでいるがこれも遠くて写真は証拠写真のみ。小鳥類は少ない。
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水田がある場所で止まった時に「キョロキョロキョロ‥‥‥」とアカショウビンの鳴き声が聞こえてきたので、一生懸命さがすが見つけられない。声が同じ様だというアオショウビンの可能性もあるが、姿が見えなければしょうがない。

ラヤ山では相変わらずブッポウソウしか見つけられない。昨日シワコブサイチョウを見た中腹でしばらく待ってみると、ギャーギャーと騒がしい声で鳴きながら大きなサイチョウが飛んできた。オオサイチョウ(Great Hornbill)だ。確かに大きい。上空を横切るときに風を切る音がバサバサと聞こえる。

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オオサイチョウが騒いでいる上空を猛禽が飛ぶ。かなり高い位置なので種類がよく判別できない。

山頂に向かって進んでいくと、カタグロトビが飛ぶ。横位置で見ると、昨日ダタイのプールで見たのはカタグロトビでした。羽ばたきと滑空を交互に混ぜて飛んでいた。

山頂付近ではサシバが枝に止まっている。これも日本からの長旅組だ。

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日本ではなかなか近くで見られない鳥を近くで見られるのは必ずしも日本へ渡っている個体とは言えないのかもしれない。しかし調子に乗って近づくと、さすがに嫌って道路から離れた場所へ飛び去る。

下りでもやはりなかなか鳥は見つけられないが、中腹の枯れ木にタカが止まっている。すぐに急停車して双眼鏡でのぞくと、頭に冠羽がある。やった、チャイロカッコウハヤブサ(Aviceda jerdoni)だ。しかし、カメラを取り出す前に飛び立ち、山の陰に消える。



■ハシブトアオバト■

e0183106_15565275.jpgお昼を過ぎてお腹が減ったのでクアタウンに行き食事にする。昨晩豪遊をしたので、質素にローカルの食事にする。ビルの1階にある、吹き抜けに屋台が集まっている場所があったので、そこにする。

周りの屋台で注文して、席まで持ってきてもらいお金を払うシステムで、土鍋ラーメン、冷やし中華(の冷えていない奴)、シュウマイ類3皿、辛くしないでと頼んだのに辛い焼きそば、それにアンカービール2本でTL10リンギット(¥300円)以下。こりゃ安いわ(^_^)v 。安いけどおなかはいっぱい。

クアタウンを出たところで用水路を見つける。何かいそうな雰囲気で海岸まで下ってみると、マングローブの林が海岸にあり、ナンヨウショウビンがいた。
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一番右のマングローブにナンヨウショウビンが2羽いる。


ほかにはササゴイ、シロハラウミワシ、カノコバト、カバイロハッカ。

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カノコバト Spotted Dove


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カバイロハッカ Common Myna


海岸をウロウロしていると足下にカブトガニの死体が転がっていた。こんな物も生息しているんですね。さすがにシーフードレストランには並んでいないけど‥‥‥。

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車はエアコンが付いているが、駐車中は効かないのですべてのドア類を開け放すが暑くてたまらない。ナンヨウショウビンが飛んだところでさっさと引き上げることにする。

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帰りは島の中央南側海岸を通る道で戻る。周りに目を配りながら車を走らせるが、地元の車はかなり速いスピードで追い越していく。
路肩の茂みの中に一瞬鳥の姿を見て、あわててバックするとヤマショウビンが止まっている。あっという間に茂みの奥に逃げ込む。双眼鏡を出す間もない。鮮やかな色だけが目の中に焼き付いている。
ヤマショウビンは結局この1度の出会いだけで、再び我々の前には姿を現してくれなかった。

このあと車の中まで聞こえてくる奇妙な鳴き声に車を止めると、路肩にある草の実を一生懸命集団でついばんでいる鳥がいる。ハシブトアオバト(Thick-billed Green-Pigeon)だ。

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ハシブトアオバト♂ Thick-billed Green-Pigeon


カメラを出して写真を撮っても気にせずに実を食べ続ける。雨覆いがブドウ色なのが♂で、雨覆いまできれいなグリーンが♀なのは日本のアオバトと同じだがアイリングとクチバシがきれいだ。

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ハシブトアオバト♀ Thick-billed Green-Pigeon


でも、奇妙な声は別の所からする事に気づいて、後ろの密林をよく見ると黒い体にオレンジ色のクチバシの鳥が群れて鳴いている。キュウカンチョウ(Hill Myna)だ。よく通る鳴き声はとても奇妙でおもしろい声だ。

空港近くの水田はBIRDER誌の築山さんと瀬戸さんもお勧めのポイントだが、コサギとシロガシラトビ以外の鳥が見つけられない。後はスズメとカノコバト(Spotted Dove)とヒメアマツバメ。いや、たまに大きなアマツバメが飛んでいる。じっくり双眼鏡で追いかけてみると、オオハリオアマツバメ(Brown-backed Needletail)だ。やはり大きい。

この水田地帯は後日じっくりと攻撃してみることにして、夕食を食べにホテルに戻る。本日の夕食はホテルのビーチレストランで鉄板焼き。食前酒×2、テンダーロインとシーフードのセットに、ビール×2で95リンギット(¥2,850円)。やはりホテルの食事は高い。部屋に戻ってシーバスの残りをちびちびやりながら、本日の反省と明日の予定をたてる。


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by river_kingfisher | 1999-01-11 12:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)

1999/01/10 - 2日目・ランカウイ探鳥初日

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■ランカウイ探鳥初日■

朝御飯をロビー下にある食堂に食べに行くためには、フロントに電話をかけてピックアップのバスを呼ばなくてはいけない。これが呼んだからと言ってすぐ来るわけではないから、おおらかな気持ちで待たなければいけない。我々のコテージは一番離れた所なのですぐにロビーを出発しても5分ほど待つ必要がある。

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待つこと数分、側面に鳥や動物の絵を描いたトヨタハイエースが迎えに来る。ホテルの敷地はアップダウンがあり道路は細いのだが、バスは一方通行を良いことにそれなりのスピードで走る。

ロビーに着いたら、まずフロントに行きレンタカーの手配を頼む。しかしレンタカーオフィス(ホテル内に有る)は9時からとのこと。先に食事をする。

e0183106_14531813.jpgレストランはビュッフェスタイルだが、内容は今一つ。まあ、安いツアーなんだからしょうがない。文句があるなら良いホテルに泊まれば良いのだから。食事をしながら外を見ていると、すぐそばのプールの上をサイチョウが飛んでいる。ありゃ、カササギサイチョウ(Malabar Pied-Hornbill)だ!なるほど確かにこのホテルの庭には鳥が沢山いそうだ。

食後9時にはまだ時間があるので、ビーチ横のオオアカショウビンがいるという入江に行ってみることにする。サイチョウがいた辺りを通ってビーチに出て、入江のマングローブを双眼鏡でのぞくと、ありゃりゃ、ナンヨウショウビン(Collared Kingfisher)!その向こうに見える赤いのは、、、、チャバネコウハシショウビン(Brown-winged Kingfisher)じゃないですか!

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写真の中央に小さく写っているのがチャバネコウハシショウビンです

あまりにもあっさりと目的のオオアカショウビンを見れてしまい、少し拍子抜け。しかし、こんな時は得てして後が悪いことがあるから油断してはいけない。

気を引き締めながらレンタカーオフィスに向かい、受付のお姉さんと交渉を始める。4WDの必要は無いと聞いていたので、一番安そうなコンパクトカーをリクエストする。プロトンのサガが安いがそれで良いかと聞くのでOKを出す。

値段は1日120リンギットで4日間で480リンギットを請求される。クレジットカードで決済しようとすると、現金しか受け取れないと言うので、早速値段交渉をする。
「4日間も借りるのだからディスカウントしてくれ」と(英語で)言うといきなり460リンギットに下がったので、これはいけると思って「No, No, four hundred!」と断固とした口調で言うと440に下がり、最後には400リンギットまで下がってしまった(^_^)v。言ってみるもんです。

4日間で¥12,000円だから、いくらボロ車でもかなりお得な交渉であったと思いつつ駐車場へ行ってみると、やはりそれなりにボロい車でした(^_^;)。でもクーラーは付いているし、フロントだけだけど窓はパワーウィンドウだし、文句は言うまい。


■取りあえず島一周■

一度部屋に戻ってカメラ機材を持ってホテルを出発。今日はまずは島を一周して、それぞれのポイントの確認と下調べを行う事にする。

ホテルを出て海岸沿いに少し行くと左に曲がって島の西側を横断する道路に入る。周りは原生林と言うよりは、単なる荒れた森という感じがする。一部水牛のいる水田のような所や、ゴムが植林されている部分がある。

まずはガソリンを入れる。おばさんが一人で店番をしているスタンドに行くと、どれだけ入れるか聞かれる。機械を見るとメーターの横にボタンが並んでいて、それぞれ[10]、[20]と値段が書いて有り、一番右が[FULL]になっている。リッター当たりの値段が分からないので、取りあえず10リンギットだけ入れてみることにする。

メーターの動きを見ていると8.4リッター入ったので、更にもう10リンギット入れて貰う。¥36円/リッターだからかなり安い。ランカウイ島はフリーポートだから、そのせいも有るのだろうと思うが、マレーシアは産油国でも有るはずだから安いのかも知れないです。


ガソリンを入れたら少し戻ってThe Dataiホテルに向かう。海沿いの道で上空をシロガシラトビ(Brahminy Kite)が飛ぶのが見られる。山の中に入ったところで右手の枯れ木の上に鳥の影が見えるので急停止。双眼鏡で覗くとクチバシが赤い。
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ありゃりゃブッポウソウ(Dollarbird)だ。車を出てゆっくり眺める、逆行なので写真では真っ黒に写ってしまうが、光線の加減で青にも緑にも見える背中がきれいだ。飛ぶと白い風切りの模様がきれいだ。2羽いたが1羽は見えない枝に移る。

]気が付くと上の方の枝に小さな鳥が2羽止まっている。尾羽の先が細くなっているのが見える。ほほう、ハリオハチクイ(Blue-tailed Bee-eater)だ。しかも尾羽が長くない♀もいる。どうも♂2羽が♀1羽を争っているようだ。
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口にくわえた貢ぎ物を渡そうとしている。しばしここで留まり写真を撮るが、かなり高い枝にいるので、画像は今一つだがブッポウソウとハリオハチクイが一緒に見られることが嬉しい。
そうこうしているとカササギサイチョウも現れた。カラスくらいの大きさがあるが首が長いのでさらに迫力がある。




■99/01/10 - 3The Datai■

いつまでもこうしていられないのでホテルに向かう。ここら辺かな?と思うあたりにさしかかると、やけに寂しい感じの入り口がある。余りにひっそりとしているので、メンテナンス用のサービス道路と思って通り過ぎるがその先は行き止まり。

Uターンして先ほどの寂れた感じの入り口から入って行くが、表道路から曲がっても道幅は狭いし、ススキのような草が道路脇にびっしり植えてあるから、高級ホテルの取り付け道路の感じがしない。
大丈夫かな?と思うまもなく正面にThe Dataiが見え、右に駐車場の入り口がある。

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「大人の隠れ家」と言うキャッチフレーズがこれほどピッタリするホテルは無いですね。エントランスからは平屋のロビーの入り口が見えるだけで、その向こうの谷の中に建てられている建物は全く見えない。客のプライバシーは完全に保たれるようになっている。
きらびやかなところがなくって、落ちついていてとても感じがいいです。

我々はプールサイドのレストランで昼食を食べる。ミーゴレンとナシゴレンとビール×2で79.2リンギット(¥2,400円)超高級ホテルの割にはリーズナブルだが、こちらの人にはやはり高級でしょうね。

食事中にプールの上の開けた空を猛禽類がときどき通り過ぎる。シロガシラトビ、シロハラウミワシ(White-bellied Sea-Eagle)、それに尾羽の付け根が白っぽくふわふわとした小型の猛禽が飛ぶ。この時は食事だけのつもりだったので詳しい図鑑は持っていなかったので識別は出来なかった(でも双眼鏡は持っていた^_^;)。


食後は北側を通ってブラックサンドビーチに行く。ここは名前通り砂浜が黒いと言うのだが、薄汚れた感じに黒いだけで、あんまりきれいではない。鳥もツバメ類が遠くの堤防の電線に止まっていただけ。
一応観光地なので、おみやげ物の屋台のようなお店がいっぱい出ている。暑いのでアイスキャンディーを買って食べていると、白人観光客がツバメの巣のスープを飲んでいる。「美味しい?」と聞くと「Taste good!」と言うので、我々も飲んでみることにする。

冷たいのと温かいのがありどちらも15リンギット(¥450円)。安いのか高いのかよく分からない値段だ。温かい方がお薦めだと言うのでそちらを頼む。味は甘い砂糖水(氷砂糖を溶くのだと言っていた)にツバメの巣が少し入っていて、後は木の実が2つほど。

スープと言うから食事の時に飲む物だと思いこんでいたけど、ツバメの巣のスープというのはデザートなんですかね?いや、初めてだったので‥‥‥。冷たい方が美味しいのじゃないかと思いましたけど、もう一杯飲む気にはなりませんでした。



■99/01/10 - 4ラヤ山■

Padang Lalangと言う、中心に大きな水煙を噴く石があるロータリーを回って、タンジェンルー(Tanjung Rhu)に行く。途中で道をオオトカゲが横切っている。写真を撮ろうと車を止めると、思ったよりも素早く回れ右をして草むらに逃げ込んでしまった。大きさは1.5mくらいはあったろう。

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タンジェンルーは前に行ったタイのクラビをほうふつさせる石灰岩がそびえるきれいな海岸ですが、鳥はほとんどいない。ビーチの売店でトイレを使わせて貰うためにミネラルウォーターとコーラを買って飲む。帰りにクリークの向こう側にシロガシラトビが2羽止まっていたが距離が遠く、写真には撮れない。

その後は期待の探鳥ポイント、ラヤ山に向かう。入り口で0.5リンギット(¥15円)払って登山道路を登る。所々で道路工事をしているが、道は広くて整備されていて快適。しかし、期待していた割には鳥の姿が少ない。

比較的簡単に見つけられるのは枯れ木のてっぺんのブッポウソウだ。


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Nikon D3, AF-S Nikkor 600mm F4.0D, Fuji RDPII



贅沢な物で「またブッポウソウだ。」と言うようになる。当たり前のことだが、いるべき場所に行けば珍鳥も普通種なことを思い知る。

しかし、贅沢と言われてもブッポウソウ以外の鳥の姿がなかなか見つけられない。シロガシラトビ、シロハラウミワシが上空を舞っているが、写真を撮るほど近くはない。オオサイチョウ(Great Hornbill)と思われるサイチョウが遠くを飛ぶ。後は頂上の正体不明の建物のあたりにヒメアマツバメ(House Swift)が群舞しているくらい。


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頂上付近で鳴く鳥の声を頼りに木立の中を探してみると、鳴いているのはルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)。真っ青なきれいな鳥だ。
カメラを取りに戻ってみるとすでに姿は消えていた(;_;)。頂上では他にハリオアマツバメ(White-throated Needletail)を見た。

登り以上に周りに注意しながらラヤ山を下るが、やはりなかなか鳥を見つけられない。助手席の妻が「前の木の枝!」と叫ぶので急停車。前方の梢にシワコブサイチョウ(Wreathed Hornbill)が1羽止まっている。
まずは図鑑でチェック、ノドのコブがブルーなので♀だ。やおらカメラを取り出してシャッターを切る。しかし、シャッタースピードがやけに速いことに気づく。ウヒャ〜〜、モードがマニュアルになっている、焦っているので頭がパニック。
そのままシャッタースピードをあわせればいいのに、モードを切り替えようとゴソゴソしているうちに、サイチョウはさっさと飛び立つ。トホホ‥‥‥



■99/01/10 - 4クアタウンで夕食■

そろそろ日が傾いてきたので、当初の予定通り島を一周するためにもう一度ロータリーを通って、クアタウンに向かう。今日は日曜日だがランカウイ島は土曜日が休み(違ったかな?)なので、中学生の下校にかち合って道路が渋滞している。
しかし、渋滞は学校の前の一瞬で、すぐに普通に走れるようになる。クアタウンはランカウイ島で一番大きな町で、島内5カ所の信号もほぼこの町の中にある(ようだ)。

夕食にはまだ少し早いので、ショッピングセンターに行きおみやげ物などを物色してみる。かなり大きなショッピングセンターがあるが、一部未入居だったり、テナントが撤退した後が見え見えの部分があったりで、不況がこの島でも他人事ではないことがよくわかる。
結局欲しい物が無いので、なにも買わずにショッピングセンターを後にする。

夕食はレンタカー屋のお姉さんがおすすめの、シーフード料理屋のPrown Villegeに行く。店の前に車を止めて、右側の水槽の前でネタを選び、おばさんに料理の方法を指定する。(後で思えば、このときロブスターの重さを確認すべきであった。)
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周りのお客さんを気にせず、おバカなことをやっている私(^_^;)

夕日が沈むのを眺めながらタイガー・ビールを3本、巨大ロブスターの塩焼き、ミーゴレン(焼きそば)、チンゲンサイの炒め物、でTL290.4リンギット(¥8,700円)。結構高いが、おなかはいっぱいで苦しい。

ホテルへの帰路は真っ暗。街頭のたぐいが少ないので夜道が暗い。まあ、そんなに広い島では無いから適当に走っていく。途中の町でやけに人出が多いと思ったら、駐車場で市場が開かれていた。

早速我々も車を止めて見学。と思って駐車場所を探すために徐行していたら、ガツン!。2人乗りのバイクが後ろからぶつかって来た。まずいなあ、と思う暇もなくバイクはさっさと逃げ出す・・・・。
駐車して後ろを見たらバンパーに黒くタイヤの跡がつき歪んでいたが、反対側を蹴飛ばしたら直ったのでそのまま放っておくことにする。もともとボロイレンタカーなので、さほど気にしないことにする。


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市場ではマンゴスチンを1kg5リンギット(¥150円)で買い、ナシゴレン(焼き鳥)2本0.4リンギット(¥12円)を買い食いする。おなかが一杯でも買い食いは楽しいのだ。

その後適当に走ったおかげで1回道を間違えるが、9時頃ホテルに帰り着く。疲れていたので風呂に入ってすぐにベッドへ倒れ込む。
しばらくしたら、隣の部屋に日本人の若者が3人入って、静かな夜もこれで終わり。しばらくは食事に出かけて静かだった隣人が12時過ぎに大声で叫びながら帰ってきて起こされる。すぐに仲間の部屋に遊びに行ったらしく、静かになったのでまた眠れたが、2時近くに戻ってきてまた騒ぎはじめる。
女房は「切れた若者に殺されるのはいやだ」と言っていたが、我慢できないから電話をかけて静かにしてもらう。明日は早起きするつもりなのにつらい。


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by river_kingfisher | 1999-01-10 12:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)

1999/01/09 - ランカウイ探鳥準備と出発

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■プロローグ■

毎年恒例のお正月明けの旅行は、僕のサイトにアクセスして頂いて知り合いになった、愛知の瀬戸さんにそそのかされて始まったと言っても良い。もともと毎年お正月明けの少し安くなった時期に休みを取って海外に行っている訳だが、昨年のハワイの探鳥記を公開した時点で今回はオーストラリアに行く予定を予告してあった。
しかし、瀬戸さんの「ランカウイは良いですよ‥‥」のプッシュで、心はオーストラリアからランカウイに動いてしまったのでした。
瀬戸さんのランカウイ島探鳥記 −茶色いタカが守る島の探鳥記−はこちら。
2004/08/10追記
都合でランカウイの探鳥記は削除されているようです・・残念


ランカウイ島はマレーシアのインド洋側の一番北の端で、タイとの国境に接している島だ。以前行ったことがあるタイのクラビ(プーケットの近く)とも近い。鳥の種類はタイとほとんど同じと考えて良いそうだ(陸続きだから当然ですね)。
そしてBIRDER誌の97年12月号にも築山さんと言う方のランカウイ島の探鳥記が載っているが、この島には俗に言うオオアカショウビン(チャバネコウハシショウビンBrown-winged Kingfisher)がいるのだ。しかも比較的簡単に見ることが出来るらしい。
カワセミ類フェチの私としてはこれはもう行くしかない場所なのです。

22 May.2002追記
下記のリンクは切れていると思います。調べ直してもすぐに切れてしまうので、必要な場合googleなどで「langkawi map」などのキーワードでご自分で探してください。


マレーシア全体の地図はこちら。
http://www.ait.unl.edu/doc2/students/lim/Map.htm

マレーシア国内のランカウイ島の位置関係はこちら。
"http://www.hoteltravel.com/malaysia/maps/malaysia.gif

泊まったホテル(ベルジャヤ)の紹介こちら。
http://asiatravel.com/malaysia/berjayalangkawi/v1.html

私が作ったランカウイ島の地図はこちら。(64Kb 500×340piexl)

21 Sep.2004追記
このページを読んでランカウイに行かれたRICKさんの「ランカウイ探鳥記2004年9月7〜11日」はこちら。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/morochan/index.html
最新のランカウイ情報が読めます。





■機材■

例によって海外に出かけるときに悩むのが、写真と探鳥器材に何を持っていくかと言うことだ。初めての場所で初めて見る鳥は、一人きりだとどうしても識別がハッキリ出来ない内に相手がいなくなることが多い。
そこで取り合えず鳥を見つけたらまず1枚写真を撮って、それからじっくり観察と言うことになる。

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そうすると重たくてでかい600mmレンズを常にかまえているなんて事は不可能だから、軽いレンズが必要になる。でも軽いと言っても200mmクラスでは豆粒で識別なんて不可能になってしまう。結局シグマのAF400mmといつものAF-S 600mmF4レンズを持っていくことにする。後は観光用に28〜200mmが1本。

ボディでまた考えてしまう。メインはF5で決まりなのは当然として、押さえの識別用400mmに付けるサブボディだ。やはり軽いF90にしたいところだけど、露出の正確さと言いフォーカススピードと言いF5にしたいところだ。
「そんなこと言って、F5が2台もあるの?」と思うでしょ?実はあるんですよ2台(^_^;)。昨年の北海道でのF5のクラッシュ以後、押さえのカメラの重要性を感じてもう1台買ってしまったのです。(F100が発売になるニュースが流れていれば待っていたのに、ちょっとショックです。)
でも、やはりF5は重たい!何度も400mmを付けて比べてみた結果、今回はF90で行くことにする。
さらに鳥屋の常識で双眼鏡と図鑑があるので、さらに荷物はヘビーになっていく、、、。


ボディ
Nikon F5
Nikon F90
MINOLTA TC-1

レンズ
Nikon Ai AF-S Nikkor 600mm f/4D
Sigma APO TELE MACRO 400mm F5.6
Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm F3.5~5.6D

三脚
Gitzo #563CL+#526

Speedlight
Nikon SB-25

こうやっていつものようにカメラ機材満載のリゾート(と私は力説するが、妻はこんなのリゾートじゃない!と怒ってます^_^;)に出発するのでした。




■99/01/9 -1成田出発■

成田を10:32に離陸したMH089機は現地時間17:30にクアラルンプール(以後KL)に着陸した。日本との時差は1時間。香港と同じ時間帯だ。

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MINOLTA TC-1, G-ROKKOR 28mm F3.5, FUJI RDPII


空港は98年6月から新しい場所に移動して、丹下賢三氏設計の空港建物は広くきれいですがすがしい。と言うか、人が少なく閑散としている(^_^;)。
ここでマレーシアの入国審査をして国内線に乗り換えるためにイミグレーションを通り、ゲートに向かうのだが、とにかく人が少ない。

お腹が空いたのでゲート近くのスナックで食事をする。スチームライスとあんかけソース、野菜炒め、魚の空揚げ、チキン、(アンカー)ビール×2で33.6リンギット(¥1,160円)。
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MINOLTA TC-1, G-ROKKOR 28mm F3.5, FUJI RDPII


しかし、まだ両替がしてない上に、ゲート内には銀行が無いため日本円で払う。1リンギット=34.5円でした。あんかけご飯はなかなか美味しく、他のおかずもおいしい。チキンは香料が少しだけ気になるが、肉はブロイラーと異なり美味しい。ビールと共に美味しく頂く。クアラルンプールまでの機内で出たピーナッツが食べずに残っていたので、それをツマミに出国時に買ったシーバスをちびちび飲みながら時間をつぶす。

しかし、冷房が効きすぎていて寒くて寒くてしょうがない。成田で脱いだセーターを着て、それでも足りずにコートまで引っぱり出して着る。もちろん半袖で歩いている若者もいましたけど、少し冷房の効かせすぎ。窓の外は南国の日差しと植物!でも我々は1月の東京の服装でシーバスで暖をとっている。



■99/01/9 -2ランカウイ島到着■

ランカウイ島への飛行は約1時間。機内は寒いのですが冬支度の我々は内側からも暖めていたおかげでぐっすりと寝ていて、あっと言う間に到着です。

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MINOLTA TC-1, G-ROKKOR 28mm F3.5, FUJI RDPII


ランカウイ空港着は20:50。外は真っ暗でなま暖かい風が南国を思い出させてくれます。

エントランスに出て銀行で両替。¥50,000円で1,680リンギット(1リンギット=29.8円)思っていたより円高のレートでした。聞いていたのは34〜35円くらいとの事だったので得した気分です。

お迎えの旅行社のピックアップでホテルに向かう。旅行者のガイドは、5泊6日の滞在なのにオプショナルツアーに何も申し込もうとしない私を怪訝そうに見るが、「レンタカーを借りて毎日鳥を見て回るから何もいらない。」と言うとやっと納得。(でも2日目の夜に電話をかけてきて何か用事はないかと聞いてきた(^_^;)。)

ホテルは瀬戸さんから薦められていたベルジャヤ・ランカウイ・ビーチ・アンド・スパ・リゾート(Berjaya Langkawi Beach & Spa Resort)。ここはこの島ではただ一ヶ所水上コテージがあるそれなりに高級リゾートらしいが、例によって団体客を受け入れているからそこそこ騒がしい。


我々は敷地の一番奥の2部屋が一緒になったコテージに案内される。部屋に入ってしばらくすると「ゲッコー、ゲッコー」とヤモリが鳴き出す。これが半端な大きさの声ではないからビックリ。カーテンボックスの中から聞こえるようなので、カーテンをそっと引いてみると、全長40〜50cmはあると思われる大ヤモリ!

ちょうど奥さんが読んでいた本にゲッコーのことが載っていて「かみつくと肉がちぎれるまで放さない」らしい、と言われてびびる。しかしあんな大きな声で一晩中鳴かれたらたまらないので、バルコニーのドアを大きく開けて、恐る恐るハンガーで追い出そうとするが、大きな体の割に素早く動き、カーテンボックスの中を反対側のカーテンの陰に逃げ込んでしまう。追い出すのはあっさり諦めることにする。
姿を見たのはこの一度だけなので、しっかり写真を撮っておけば良かったと反省するが、この時はそんな事は考えている冷静さは無かった(^_^;)。

時刻は11時近く、シャワーを浴びてあっさり寝ることにする。


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by river_kingfisher | 1999-01-09 12:00 | 野鳥 | Trackback | Comments(0)