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カテゴリ:過去の仕事( 27 )

リコー時計デザインOB会

先週の土曜日(12/1)に、リコー時計デザインのOB会が清瀬で有りました。

集合時間を1時間早く間違えたので、オプションだった阿部時計店探報に臨時参加。
めちゃくちゃ濃い店主さんとしばしお話させて貰いました。
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この日は昼間は暑いくらいの小春日和だったので、つい軽いコートしか持って行かなかったら、日が暮れてからの風の冷たい事!
皆さんダウンを着ているのに、僕だけフリースの上に綿の一枚仕立てのスプリングコートで、ブルブルで会場の中華屋が店を開けてくれるのを待ってました。


この日集まったのは7人。全員が途中で辞めているので、定年まで居た人はいない。
皆さん、その後の面白い経験話で盛り上がって楽しかったです。

この時計はそのうちの一人のHSNさんが、会社を起こして企画デザイン販売したMATO DESIGN MATO OPEN FRAME SYSTEM。
フルセット状態で見るのは初めてです。
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■18:25追記
この写真に何か既視感があったのでなんだろうと考えてみたら、昔嫁さんがやっていた居酒屋のペンキ塗り直しの時にCGで色検討した写真に雰囲気が似ている。
妙に青い空とミントグリーンの外壁・・・


by river_kingfisher | 2018-12-04 08:05 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(2)

学生時代の課題:卒業制作・椅子テーブル

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1975年の卒業制作で、椅子とテーブルを作りました。
準卒制で椅子を作った時の、フラットバーを折り曲げてフレームを作る手法を発展させて、モジュール化してあります。

と、言いつつ、色々と金銭的な制約が先に立ってしまい、どんどん内容が陳腐化していき、出来てみたらなんてことない椅子になってしまって、ちょっとがっくりしてました。
何しろ実家からの仕送り無しの中で、生活費や授業料以外に20万ほどかかった製作費を工面しなければいけなかったので、作れる内容にデザインを合わせるという状況でした。

いろいろと不満の有った卒制作品ですが、とりあえず形にはなったので一安心状態でした。
ちなみに、製造はスガツネ工業さんです。貧乏学生の依頼に赤字で対応していただけました。


上野の森美術館(だと思うが正確に覚えてない)の会場に見に来てくれた嫁さん。
卒業が決まり、就職先も決まってホッとしているんでしょう。(笑)

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ちなみにこの椅子は捨てちゃいましたが、テーブルは結構使いました。
この写真は結婚して二間のプレハブに住んでいた1978年に撮ったものです。床に敷いてある牛の毛皮が昭和っぽいですね。(笑)

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※後ろにいるのは嫁さんが飼っていた、セキセイインコです。




by river_kingfisher | 2018-11-24 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(0)

学生時代の課題:準卒業制作・椅子

美術系の大学生は一般学部の卒業論文に当たる卒業制作の前に、それに準ずる形で準卒制というのを作ります。
僕は家具業界に進むつもりだったので、椅子を作ることにして、安価なフラットバーを曲げた椅子をテーマにしました。1975年の春の課題です。

まず、適当に描いたラフスケッチ。これ以外にもどっさり描いたはずですが、写真はこれだけでした。
カラーバランスがメチャクチャに崩れていたので、とても補正が出来ずに、Photoshopの自動補正だけで済ませていますので、ひどい画像です。

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ちょっと良さそうなのをセレクトして、上のスケッチよりももう少し力を入れて描いたスケッチ。

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このデザインが良さそうなので、これを作ることにします。

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テクニカルイラストレーションも手書きで描いてみます。

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実際には図面の前に1/5のモデルをアルミで作って検討していますが、写真はありませんでした。

スケッチではフレームの間に、厚手のキャンバスを渡して座面と背もたれを作るはずでしたが、実際に作ってみたら予想外のたわみでとても実用にならないので、慌てて構成を変えてごまかしています。
強度計算とか、そもそもたわみの方向が全く分かってない文系学生の悲しさです。

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フレームの曲げ加工は金工教室で自分でやりましたが、かなり大変でした。
予定外のデザイン変更にやる気が失せて、磨きは適当でサンダーの跡が見え見えです。もちろんメッキはかけずに、クリア塗装でごまかしています。

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とりあえず、図面を描いてモデルとともに提出しないと単位が取れないので、図面を描きます。
下は組立図。他に部品図とテクニカルイラストレーションも提出しています。

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この椅子はデザインが気に入ったからと、油絵科の友人が貰って行ってくれました。



by river_kingfisher | 2018-11-22 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(0)

学生時代の課題:灯り

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1974年6月の大学3年の「灯り」の課題です。

遊び心のあるデスクスタンドをデザインしましたが、今からすると光源が風でフラフラと動くのは如何なものかと思います。学生ならではの深い考えなしの思い付きって奴ですね。

写真3枚目のモデルは、1/2サイズで自分で真鍮パイプを曲げてロー付けして作っています。
流石にメッキまでは手が回らなかったので、銀色の塗装でごまかしていますが、メッキできたらカッコ良くなったんじゃないかと後で後悔しました。

カウンターウェイトのデザインをもう少しなんとかしろよ、と過去の自分に言いたい!(笑)



by river_kingfisher | 2018-11-21 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(2)

学生時代の課題:文具

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1974年の大学3年の課題で「文房具」だったと思います。

なんとなく電動鉛筆削りをデザインしました。
レンダリング風に少しだけ力を入れて描いたスケッチはサブ案で、モデルを作った方のデザインが自分の中でのウィナーなんですが、スケッチの写真が見当たりませんでした。描いたはずなんですが。

モデルはバルサ材を組み合わせて作っています。削くずを溜める透明部分は、塩ビ板を熱で温めて型に押し当てて整形しています。
例によって成型時の型抜きとか全く考えていません。学生の作品なんだから、こんなものですね。当時も型抜きとか理解していたはずなのに、なんでこんなデザインをしたんでしょうか?謎です。



by river_kingfisher | 2018-11-17 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(0)

学生時代の課題:平面構成

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何年生の時の作品かデータが無いので分かりませんが、平面構成の課題なので恐らく1年か2年の時だと思います。

画面全体をグリッドで仕切り、大・中・小の3つの大きさのカエデのモチーフを、三色で配置して大きなカエデの葉っぱを表現するという作品です。

元の写真がピントが甘いので、部分拡大が情けないのですが、こんな感じです。

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今の時代なら何の苦労もなく、あっさりと作ることが出来る作品ですが、当時は他に手法が無かったので自分なりに考えてシルクスクリーンで作っています。
4cm角ほどの小さな木枠を3つ作り、シルクを貼ってそれぞれ大中小のカエデの型を作って、B0のパネルに水張りしたグレーのケント紙に鉛筆で描いたグリッドに、一つずつ印刷していった訳です。

やり始めてすぐに「こんな大変な事をやるんじゃ無かった」と後悔したけど、意地っ張りだったので、最後までやり通しました。でも、イマイチ期待したほどの出来じゃなくてガッカリしたほろ苦い青春の思い出です。(笑)

イメージとしては、こんな感じに見えるはずだったんですけどねぇ……

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こうやってみると、バックのグラデーションも失敗してるし、残念な作品です。
だから、僕はグラフィックは不得意だと、何度も・・・・

一つだけ良い思い出は、当時のいすゞ自動車のデザイン部長の井ノ口誼先生に、「デザインを実現するための手法から考えることはとても良いことだ」と褒められたことぐらいです。

井ノ口さんと言えば、授業中に「フローリアンはやめた方が良いと上には言ったんだけどねえ…」と残念そうに言っていたのが面白かったです。
ついでに書いておくと、井ノ口さんは往年の名車ベレットをデザインした方です。



by river_kingfisher | 2018-11-15 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(0)

学生時代の課題:形状演習2

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大学1年の実習の一つで、石膏を使いこなす演習の課題じゃなかったかと思います。
詳細は忘れちゃいましたが、なんとなくこんな形を作って「飛翔」と題をつけて提出した記憶があります。
評価は覚えていません。そんなに悪くはなかったと思いますが……

大きさは長さが25cmくらいだったと思います。



by river_kingfisher | 2018-11-13 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(0)

学生時代の課題:形状演習1

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大学1年の実習の一つで、紙を使いこなす演習の課題じゃなかったかと思います。

厚さ1mmのハードボードを使って立体を作るという課題で、面倒くさがり屋の僕なのに同じサイズの直方体を25個も作って、おまけに一つ長さの違うのを作って並べて悦に入ってました。

のり代をうまく作って、接合面を見せずに直方体を作るのは上手かったようです。
評価はどうだったのか、全く覚えてません。


講評が終わって使い道が無くなったこれを、廊下に並べてソフトボールを転がして、ボーリングをやった記憶があります(笑)
まだボウリングブームが終わっていない頃の、1973年の課題だと思います。


by river_kingfisher | 2018-11-12 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(2)

学生時代の課題:化粧品容器デザイン

■12:25追記あり

1973年12月の大学2年生の時の実習課題で、化粧品の容器デザインです。

オリジナルのレンダリングはカラーですが、残念ながらモノクロの画像しか残っていませんでした。素材感をまあまあ描き分けていて、それなりに時間をかけているのが分かります。

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現在だと、コンピューターCGで簡単にもっときれいな画像を作ることが出来るので、今の学生さんはこんな絵は描かないんでしょうかね?


こちらは石膏で作ったモデルと、コーティング紙で作ったパッケージ。
石膏モックはロクロのように回転させながら作るのですが、自作の治具で横向きに回転させながら作った記憶があります。

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ボトルの図面。
烏口で墨入れしてあります。
キャップの抜きが考えられていないので、このままでは成形出来ませんね。これは最初から分かっていたのですが、あえて無視しました。今なら2ピースにするとか、逃げ方を色々と考えるんでしょうけど、この頃はまだ真っ直ぐな性格だったから・・(笑)。

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■12:25追記
なぜか1975年のフォルダの中にカラーの画像があったので、追加しておきます。
リフレクションの入れ方とか、ちょっとやり過ぎでくどい感じがしますね。

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by river_kingfisher | 2018-11-10 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(4)

CASIO MRW-44

今日の昔のお仕事は、CASIO MRW-44。型番にWが入るのは5気圧以上の防水時計です。
確か、1989年にデザインに戻った頃の仕事じゃないかと思います。

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この機種も例によってN86同様にMQ-30Wの後釜を狙った、ちょっとスタンダードから外れたデザインの時計で、上面から見るとガラスが外形いっぱいまで広がっています。

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一見簡単そうな、外周いっぱいまでガラスを広げるというのは、実は構造的にかなり難しいことをやらなければいけないのです。

この時計は、その構造的な制約を逆に活かして、ガラスの厚み分の重なりを側面に表現したデザインになっています。
バンドが加水分解で酷いことになってます。この写真をとっている間にボロボロと崩れて壊れてしましました。

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3時側のリューズ穴のスライドコアを側面全面に広げることにより側面全体に溝を付け、かつカン又部のバネ棒穴を外から開けることにして、9時側も外にスライドさせて溝をつけるという、スライドコア型数を増やさずに側面に抜きテーパーを付けないデザインを実現しています。

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ガラス径と同寸法で抜きテーパー無しでケース側面が形成されています。
このケースもAQ-18同様に設計のSKN課長が直々に担当してくれて、難しい構造をなんとか量産まで持っていってくれました。しかし、型代は僕の目論見と違ってかなり高いものになったようです。

そして、そんな苦労やデザインの狙いは当然消費者には無関係で、やっぱりこのデザインもあまり売れなかったと記憶してます。(笑)

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一番初めの写真のシルバー文字版が、オリジナルの僕のデザインです。N86に相通じるデザインですね。マンネリというか・・・

2枚目以降の黒文字板は、TKIデザイナーが新技術委員会で提案した、透明文字板に印刷した日付数字の下を、白丸の日板が回っていって日付を表示するというアイデアを、このケースデザインがちょうど合うんじゃないかと入れて、そのまま量産になった物です。
なんと、オリジナルでは取れなかったGマークをこの文字板で取ってます。Gマークの審査員はワシのシンプル文字板が嫌いとみえる・・・



今日のおまけは、1989年に企画からデザインに室長で戻ってきた時のスナップ。
企画の事務の女性が検収サンプルに承認印を取りに持ってきてくれた時の写真のようです。

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この頃、自分が室長になったので満を持してMac購入の稟議書を書いて、Macintosh IIcxとLaserWriter II NTX-J、Illustrator、PhotoshopなどDTP一式を導入しました。当時は高かったから1セットで200万以上かかりました。
前任のFJ室長はPC9801を入れたかったみたいだから、危なかった……



by river_kingfisher | 2018-09-02 16:12 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(2)