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カテゴリ:本( 138 )

55歳からのハローライフ

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村上龍著の「55歳からのハローライフ

5編の短編集で、題名のように中年になってからの再出発をテーマにしている。

気になるのが3編目の「キャンピングカー」。
早期退職に応じた主人公は、キャンピングカーを購入して妻と一緒に全国を気ままに旅することを夢見ていたが、いざ実現の段になって妻からやんわりと拒否されて、自分を見失ってしまう。
娘から再就職を提案され、中年の再就職の厳しさを身を以て実感して、精神的にもおかしくなってしまう・・・

実はこの小説をベースにNHKがTV化した作品を嫁さんと二人で見た事がある。
2014年6月の放送だったらしいが、この時は「相談無しで勝手に舞い上がってキャンカー買っちゃいけないよね」と笑って見ていたが、現実にキャンピングカーの旅はほとんど僕一人で嫁さんが付いてこないということは、やっぱり僕はこの小説の主人公のように病んでいるのかも知れない。(笑)



by river_kingfisher | 2018-12-05 08:00 | | Trackback | Comments(0)

下北サンデーズ

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石田 衣良 (著)の「下北サンデーズ

高校を卒業して大学に入るために上京した女の子が、劇団に入団して夢と希望に満ちた劇団生活をする物語。

2006年にテレ朝の「木曜ドラマ」で上戸彩主演で放送されたらしいけど、ググって出てくる画像を見る限りは、原作の主人公の初々しさが全然出てないですね。低視聴率で1話短縮打ち切りというのも納得できるような気がします。

小説はなかなか面白くて良いのですが、舞台の演技を映像化するのは難しいでしょうね。活字なら読者の想像力でカバーできるけど、映像は見えちゃいますからねぇ…


※NHKはニュースで紅白歌合戦の番組宣伝をするのはやめてもらいたいもんだ!



by river_kingfisher | 2018-11-14 18:47 | | Trackback | Comments(0)

夢を売る男

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百田 尚樹 著の「夢を売る男

海賊と呼ばれた男」の翌年(2013年)に書かれた、詐欺に限りなく近い出版業の物語。

やっていることは限りなく詐欺に近いが、後半に本当に詐欺の競争相手出版社が出てきて、「う〜ん、詐欺に近いけど本人が幸せを感じているなら詐欺じゃないのかも」と思わせてしまう、面白い逆転劇です。

考えてみれば、はたから見たらバカみたい!という事を本人は一生懸命やっているのが人生なんだから、やっぱり詐欺ではないのかも知れませんね。楽しい小説だ。



by river_kingfisher | 2018-11-07 08:00 | | Trackback | Comments(0)

君の膵臓をたべたい

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住野 よる著の「君の膵臓をたべたい」。

ちょっと印象に残る題名なので、映画かアニメで話題になった時に記憶していた本だけど、図書館の返却棚にあったので、何気に借りてみた。

病気だけど明るい彼女と、根暗な彼との悲恋の物語ですが、ラノベというだけあって軽い文体が非常に鼻につく。古くは野崎孝訳のサリンジャーと言うか、庄司薫の赤ずきんちゃん気をつけてというか、こういう文体はあまり好きじゃないです。

とか言いながらも泣いたけどね(笑)
泣ける話に飢えてるから。

この本を読んでまだ2〜3日しか経ってないけど、もう詳しい内容は忘れてしまった。でも、一つだけお利口になったのは、ミッフィーのバッテンは鼻と口だという事。早速ググってみて納得した。知らなかったよ。



by river_kingfisher | 2018-10-30 08:00 | | Trackback | Comments(0)

ドッグファイト

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楡 周平著の「ドッグファイト

日本でも一人勝ちするネット通販大手スイフト(どう見てもAmazon)と、その下請けでただ働きさせられるコンゴウ陸送(こちらはヤマト運輸)、の池井戸潤風な最後はスカッとする勧善懲悪ストーリー。

主人公たちの言葉遣いが汚いのが気になったが、比較的すんなり読み終わって、楽しめた。
TVドラマ化されてないみたいだけど、敵役の堀田嬢とか映像化されても絶対受けそうだ(笑)。



by river_kingfisher | 2018-09-07 08:30 | | Trackback | Comments(0)

絶望キャラメル

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島田雅彦著の「絶望キャラメル」。

日経新聞の書評で読んで、面白そうだったので読んでみた。
手にとって驚いたのが、巻頭の漫画。
「ウォームアップ・コミック」と称して、小説の頭の部分が東村アキコの8ページの漫画になっている。

そもそも東村アキコって誰ですか?という僕には「海月姫」と言われても、( ;´Д`)ハァ??なんですが……

ストーリーは寂れた田舎の町を復活させるべく頑張るという近年はやりの流れですが、残りページ数が少なくなってきているのに、まだこんな状態でどう決着つけるの?って思っていたら、やっぱり結論はうやむやになってます。まあ、読む側の想像に期待するという奴ですかね。

可もなく不可もなくという感想でした。



by river_kingfisher | 2018-08-16 08:00 | | Trackback | Comments(0)

明日のマーチ

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石田 衣良 著の「明日のマーチ」。

派遣切りされた若者四人が山形から東京までの600kmを徒歩で野宿しながら旅するロードノベル。
フォレスト・ガンプ」の終盤の「平和を願って走る男」を思い起こさせる展開はちょっと何だけど、面白かったです。
ちょっとウルっとさせる展開もあったりして、涙もろいおっさんはジンワリと共感してしまった。

ところで、「フォレスト・ガンプ」はトム・ハンクス主演で映画化された1も良かったですが、続編の「フォレスト・ガンプ2」もなかなか良いのでお薦めです。



by river_kingfisher | 2018-07-18 10:19 | | Trackback | Comments(0)

石田衣良 リバース

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石田衣良 著の「REVERSE リバース」。

ネットのSNSでお互いに自分の性を入れ替えた男女が知り合い、メールによって恋に落ちていくという、無さそうで有りそうな物語。
小説の中で出てくる二人のメールには恋愛感情はそれほど現れていないのに、二人の現実世界ではドロドロの恋愛物語が広がっている。それがちょっと違和感があって面白い。



by river_kingfisher | 2018-07-17 17:26 | | Trackback | Comments(0)

スイングアウト・ブラザース

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石田衣良 著の「スイングアウト・ブラザース」。

7/8のエントリの「池袋ウエストゲートパーク」に、”石田 衣良氏は他にも色々と作品を書いているので、ちょっと掘り下げて見る予定。”と書いたので、ちょっと探して軽めなのを読んで見ました。

30過ぎの彼女に振られた三人の男が、友人のモテ講座で磨かれていくという物語。
それなりに面白く読めました。TVドラマ化されてはいないようですが、されていても納得というような軽さでした。
独身の草食男子が読んだら、ためになるのかも知れません。

チビ助たちを監視していないと、いつ粗相をするか分からないので、奴らのケージの前から離れられません。読書しながらも、ケージの中のチビ助たちの動きに神経を使ってます。



by river_kingfisher | 2018-07-15 18:36 | | Trackback | Comments(0)

池袋ウエストゲートパーク

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石田 衣良著の「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ。

全然内容を知らずに手にとって、読み始めたらなかなか面白くて、ついつい第13巻の「裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII」まで読んでしまった。
TVドラマや、コミック化もされている有名な作品なんですね、知らなかった。

内容は展開が早い上に、比較的勧善懲悪的なので、年寄りにも疲れないので楽しめて読めた。今時(すでに今時ではないかも知れないが…)の若者の生態や世の中の動きがダイジェスト的に読めて、ためになった気にもなる。

石田 衣良氏は他にも色々と作品を書いているので、ちょっと掘り下げて見る予定。



by river_kingfisher | 2018-07-08 11:27 | | Trackback | Comments(0)