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iPod classicのSSD化



先週の長野旅行の帰りに、10年使ったiPod classicがHDDエラーを起こして死んでしまった。


捨てちまおうかちょっと悩んだ末に、ネットで色々検討してAmazonで「変換名人 ZIF CFIDE-ZIFIB (¥1,048円送料無料)」というのを購入して、自力で復活させてみる事にした。
CFカードのインターフェイスを、iPodのZIFコネクタに変換するアダプターです。

これを使って、iPodに内蔵しているパアになった160GBのHDDを、手持ちの128GBのCFカードに置き換えて、修理するついでにSSD化するのです。
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ネットでググると、皆さんは更にSDカード→CFカードのアダプターを噛ませて、CFよりも格段に安いSDを記憶媒体に使っている様なのですが、僕は使ってない128GBのCFカードが有るので、それを流用します。

使用する128GBのUDMA7CFカードは、2014年にアフリカにサファリ撮影に出かけた時に、D4とD3用に2枚購入したのですが、今では鳥撮影自体ほとんど行う事はないし、行ったとしてもD4は64GBのXQDで事足りてしまうので、128GBのCFカードなんて宝のもちぐされで全然使ってないですから。(笑)


基盤には、青の東芝ー東芝と青白の東芝-日立の、2種類のZIFのリボンケーブルが付いて来ますが、iPodには使用しません。
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とにかく問題は、分解しにくいこの外装です。
ここに少し隙間が有るので、ここから広げていきます。
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iPhone 6+の電池交換した時について来たツールを活用します。
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が、手強い!
開きゃしません。
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プラのヘラなんかじゃビクともせず、金属製のヘラでグリグリやっても、そうそう簡単には開いてくれません。裏蓋が少し歪んできました。
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そもそも、イヤホンジャックとか電源スイッチはどうなってるのよ?
うっかり内部を壊してしまいそうで、こじ開けるのもおっかなびっくりです。
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ここまで開いても、まだ抵抗します。
恐るべしApple!
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やっと観念して、口を開きました。
水没に近い浸水をやった事があるので、内部はちょっとヤバイです。
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電源ケーブルを外して、三つに開く事ができました。
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HDDのリボンケーブルの外し方が分からず、かなり悩んだ。正解は黒いパーツをグイッとiPod基板側に起こすのでした。
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CFカードを挿した交換名人をHDDの代わりに接続したら、電源ケーブルを差し込んで作業はほぼ終了です。
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カードはexFATでフォーマットしなきゃいけないと、先人のブログに書かれていたけど、面倒だったのでD4でフォーマットしたまま組んでしまった。ダメでも裏蓋閉めなきゃ、簡単にCFカードにアクセス出来るし。
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蓋は開けたままで、MacBook Proに接続すると、あっさりiPodを認識してホッとします。

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しかし、次の復元作業に入ると「メモリが認識できません。このメモリをフォーマットしますか。」的なアラートが出てディスクユーティリティが立ち上がったので、ダメ元でそのままApple デフォルトのフォーマット(MacOS拡張・ジャーナリングだと思った)でフォーマット。

そのまま再度復元作業に入るかと思ったら、「iPod を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました。」のアラートが出ちゃった。

が、ここでもめげずに先人のブログを参照して、ドッグコネクタを抜き差ししたら、あっさり認識してくれました。ちゃんと128GBとして認識しています。
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引き続き、復元作業を開始!
43GBのデータのコピーに20分くらいで済んだのは、元のMacBookProがSSDでコピー先のiPod classicもSSD化したせいでしょう。

前はもうちょっとデータが多かったような気がするのですが、なぜこんなに少なくなったのか分かりません。確か半分の80GB以上はデータが入っていたはずなんですが・・・
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これで野舞探のオーディオも、以前同様に楽しむことが出来ます。裏蓋が歪んで、上からちょっと見えてますが、気にしないことにします。
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ひょっとして、オブジェ化している第2世代のiPod classicもこの方法で復活できるのかしらん??
ググっても、第2世代のHDDのインターフェイス情報が無いのですよ・・・





by river_kingfisher | 2020-07-25 14:27 | PC | Comments(0)
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