先週の長野旅行の帰りに、10年使ったiPod classicがHDDエラーを起こして死んでしまった。
CFカードのインターフェイスを、iPodのZIFコネクタに変換するアダプターです。
これを使って、iPodに内蔵しているパアになった160GBのHDDを、手持ちの128GBのCFカードに置き換えて、修理するついでにSSD化するのです。
ネットでググると、皆さんは更にSDカード→CFカードのアダプターを噛ませて、CFよりも格段に安いSDを記憶媒体に使っている様なのですが、僕は使ってない128GBのCFカードが有るので、それを流用します。
基盤には、青の東芝ー東芝と青白の東芝-日立の、2種類のZIFのリボンケーブルが付いて来ますが、iPodには使用しません。
とにかく問題は、分解しにくいこの外装です。
ここに少し隙間が有るので、ここから広げていきます。
が、手強い!
開きゃしません。
プラのヘラなんかじゃビクともせず、金属製のヘラでグリグリやっても、そうそう簡単には開いてくれません。裏蓋が少し歪んできました。
そもそも、イヤホンジャックとか電源スイッチはどうなってるのよ?
うっかり内部を壊してしまいそうで、こじ開けるのもおっかなびっくりです。
ここまで開いても、まだ抵抗します。
恐るべしApple!
やっと観念して、口を開きました。
水没に近い浸水をやった事があるので、内部はちょっとヤバイです。
電源ケーブルを外して、三つに開く事ができました。
HDDのリボンケーブルの外し方が分からず、かなり悩んだ。正解は黒いパーツをグイッとiPod基板側に起こすのでした。
CFカードを挿した交換名人をHDDの代わりに接続したら、電源ケーブルを差し込んで作業はほぼ終了です。
カードはexFATでフォーマットしなきゃいけないと、先人のブログに書かれていたけど、面倒だったのでD4でフォーマットしたまま組んでしまった。ダメでも裏蓋閉めなきゃ、簡単にCFカードにアクセス出来るし。
蓋は開けたままで、MacBook Proに接続すると、あっさりiPodを認識してホッとします。
しかし、次の復元作業に入ると「メモリが認識できません。このメモリをフォーマットしますか。」的なアラートが出てディスクユーティリティが立ち上がったので、ダメ元でそのままApple デフォルトのフォーマット(MacOS拡張・ジャーナリングだと思った)でフォーマット。
そのまま再度復元作業に入るかと思ったら、「iPod を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました。」のアラートが出ちゃった。
が、ここでもめげずに先人のブログを参照して、ドッグコネクタを抜き差ししたら、あっさり認識してくれました。ちゃんと128GBとして認識しています。
引き続き、復元作業を開始!
43GBのデータのコピーに20分くらいで済んだのは、元のMacBookProがSSDでコピー先のiPod classicもSSD化したせいでしょう。
前はもうちょっとデータが多かったような気がするのですが、なぜこんなに少なくなったのか分かりません。確か半分の80GB以上はデータが入っていたはずなんですが・・・
これで野舞探のオーディオも、以前同様に楽しむことが出来ます。裏蓋が歪んで、上からちょっと見えてますが、気にしないことにします。
ひょっとして、オブジェ化している
第2世代のiPod classicもこの方法で復活できるのかしらん??
ググっても、第2世代のHDDのインターフェイス情報が無いのですよ・・・