ポルタデントN-1

ixi:zのカタログを探していたら、忘れていたポルタデントN-1のカタログが出てきた。これも'78〜'79年頃のリコー時計時代の仕事です。

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このデザインも数名のデザイナーによるコンペのウィナーです。(この当時の僕のコンペの勝率は非常に高かったので、はっきり言って天狗になってました。お恥ずかしい。)

水タンクをひっくり返して蓋としてかぶせた時に、白いボディがライン状に見えて、そこにRICOH WATCHの文字が見え(下のカタログの写真はデザインモックなので入ってません)、さらにノズルホルダーを外に開くことにより、水タンクをかぶせた時もノズルをそのまま立てておけるというギミックが入ってます。その辺が採用されたポイントじゃないかと思ってます。

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これがネットで探してやっと見つけた量産品の写真。ヤフオクに¥300円で出品されていたので思わず入札しようかと思ったけど、蓋が無いので使用出来ずゴミにしかならないので諦めた。
今見直すと、フォントサイズがバカみたいに大きいです。なんでこんなにデカくしたんだろう??昔からグラフィックは弱かったんです。

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日経新聞の広告で「品質をして語らしむ」とかいう大層なキャッチフレーズで通販をしている品物の中に、リコーエレメックス(株)のDENTREXというのがあって、「ああ、まだ作っているんだ」と思ってました。
40年前のポルタデントN-1が¥14,500円だったのに、いまだに¥14,904円で売っているのに驚きます。

脈動水流を利用した口腔洗浄器の特許は、もうずいぶん前に切れているはずなので、今では他社からもっとずっと安い製品が出ています。
この当時はアメリカではウォーターピック社、日本ではリコー時計が特許を持っていたので、この2社の製品しか世の中には無かったはずです。


このデザインをやった頃は僕も1台持っていて使っていたのですが、面倒で使わなくなって、そのままどこかにやっちゃいました。ジェット水流で歯間を洗うのは気持ちがいいし、歯茎の健康にも良いので、また手に入れて始めようかなぁ……


リコー時代の遺物をあと一つ発掘したので、もう1回やったら次のジェネレーションに移る予定です。



by river_kingfisher | 2018-08-11 08:00 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(2)
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Commented by gop at 2018-08-12 07:10 x
流石にポルタデントのカタログは持って無いかも。

先日 J:comで赤塚不二夫の自伝映画をやっていたのですが、彼の書斎に
リコーのCMやってた時の等身大POPが置いてありましたよ、懐かしいー。
Commented by river_kingfisher at 2018-08-12 21:30
>gop氏
自分がデザインした訳でもなければ、そうそうこんなカタログは持ってないと思うよ。

赤塚不二夫さんがCFに出てたのは知らないかも。
僕の時代は加山雄三さんでしたよ。
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