コカコーラ・ウォッチ

過去のKingfisher.jpサイトの日記や、MIXIに掲載していたデザイナー就職支援の記事の復活も済んで、やれやれと思ってましたが、気がつけばヒッキー生活で仔犬たちのこと以外に書くこともない……
旅に出られるまでまだ1ヶ月以上かかりそうなので、納戸の整理で出て来た過去のお仕事の遺物たちを紹介していきます。もうヤフオクで処分しちゃったものや、現在オークション中のものも含みます。


まず最初は、大学を卒業して最初に就職したリコー時計(現在のリコーエレメックス)でのお仕事。

1979年頃にコカコーラのキャンペーンの販促品としてデザインした時計です。

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塩ビの真っ赤なベルトがついてましたが、経年変化で粉が吹いてモワモワになっていたので、バンドは破棄してます。

販促用の時計は普通は文字板と針を入替えて作りますが、この時は側ケースからコカ・コーラのためだけにデザインするという仕事でした。
側ケースはコーラの缶を横に倒したイメージでデザインし、ダイナミック・リボンの名前で知られる波模様と缶蓋部分を2色成型のプラスチックで表現しています。

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コカ・コーラ社はCIに関してうるさい会社なので、個人的に持っていたDECOMASを参照して、CIのガイドラインから外れないギリギリの線を狙ってデザインしましたが、発注元のボトラーズさんはそこまで理解していたかどうか…

社内のデザイナー数名のコンペでこのデザインが選ばれて製品化になりましたが、二色成型の型代が非常に高くなり、かつ両サイドの白い部分に出たヒケを誤魔化すために、後処理として両面をダイヤカットしていたりしたため、大幅な赤字となったようです。
そもそもどのくらいのロット数があったのでしょうか?よくこのデザインで受けたものだと驚いてます。きっと営業がよく分からずに商談したんでしょう(笑)

完成品を記念に頂いたのですが、これが最終の正規品なのかは不明です(初期ロットの試作品かもしれません)。
これを¥4,000でヤフオクに出してみたところ、なかなか入札がなく¥3,000に下げたらやっと落札されました。まあ、そんなところですかね。


で、売れた後で戸棚の中から同じ時計が出て来て、「ああ、もう一個あったんだっけ」ってなりました。

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こっちはFT(ファーストトライ)品の側ケースにやはりFT品の文字板を組み合わせて、適当な手持ちのムーブメントと針で組み上げた非正規仕様の試作品です。
今から見ると、こっちのほうが針が気にならなくて良いですね(苦笑)

現在ヤフオクに出品中ですが、今回は¥1,000でスタートしてみました。


リコー時計には'76年に入社して4年半勤めましたが、リコー時代にデザインした物は余り持っていません。紹介できるのはあと1〜2例かな。



by river_kingfisher | 2018-08-06 14:28 | 過去の仕事 | Trackback | Comments(0)
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