三脚に取り付けるテーブルである。
ずいぶん前のNiftyのFBIRDのオフの時に、FLORA系の方が三脚に取り付ける小さなテーブル板を持っていらして、お昼ご飯を食べる時に使っているのを見て自分も作ろうと思った。
最初に作った物は3mm厚のベニヤ板のA4サイズくらいの物に1/4"ネジを切ったアルミ板を接着剤で貼っただけのとても簡単な物。軽くてリュックに入るし良かったがちょっとズルをして座ったおかげでベニアが割れて破棄。(そりゃ、座っちゃダメだよな・・・)
その後もう一度作るのが面倒くさくなったのと、意外に使わないと言う事が分かったので再制作はしていなかった。
しかし、2002年の伊良湖オフで非国民のbada氏が他のキャンパーの三脚テーブルを見て異様に欲しがったので、我が家の工作室で作る事になった。
bada氏のために製作した物は集成材の単板の裏側に1/4"ネジを切った4.5mm厚のアルミ板を埋め込んだ物で、製作時間2時間の割にはまあまあ美しい仕上がりだった。
そこで、自分の分も作る事にした。
自分用の物は三脚への取り付けはクイックプレートを使う。(なぜなら僕の三脚にクイックシューが付いているから。)
プレートは以前スコープ用に製作したアルミ板を曲げて作った小さいサイズを使用した。
金具が飛び出しているのがちょっと気にかかるが、クイックシューを使う限りは埋め込む事は不可能なのであきらめる。他の人の三脚に固定する事も考えて、通常の1/4"ネジも切ってある。
テーブル板は真ん中で折り畳めるようにしたので、コンパクトに収納が可能で、折り畳んだままで使用する事も可能である。
当然ながら、このテーブルを使用している時は三脚にカメラを固定する事は出来ない。しかし、ビーンズバッグを乗せるには良いかもしれない(^_^)。
■2003/09/06追記折り畳みを開いた時のストッパーは作らなかったので、蝶番がゆるんできてだんだん開いた側が水平で止まらなくなってきた。お箸が転がるのはやはり気にいらないので、水平でロックするためのロックピンを加工した。
ピンはホームセンターでかってきたφ8mmのアルミ棒である。これを適当な長さに切り、はじに4mm雌ネジを切る。ここに4mmのアルミ棒に4mmの雄ネジを切った操作ピンをたてる。
突き合わせにきっちり垂直に穴を開けるのだけに神経を使い、テーブルに穴を開けて、後は操作ピンを出すためのスリットを切り抜いたら終了。
ドキドキしながら操作してみたらなんとかスライドさせて固定することが出来た。
しかし、かなり渋いのでそのうち動かなくなりそうな予感だ。
■2003/10/19追記予想通り渋くなってきて、白樺峠で使用後にたたもうとしたら操作ピンが折れてしまった。やはりアルミの4mmでは無理だったみたいです。伊良湖に備えて、ステンレスで操作ピンを作り直して、今のところはパーフェクトだ(^_^)v。
■2018/04/27追記リベ郎・鳥眺豚の時代にはずいぶん愛用しましたが、ZILっぺ以降は載せてあっても全然使っていない事に気付いて、分解して資材箱に放り込みました。ヘタった丁番は廃棄したけど、それ以外のパーツは取ってあるので、申し出ていただければ差し上げます。
■2018/05/10追記予定通りに、2018/04/28から、初稿の2002/10/15の日付に移動しました。復活した
旧サイトの日記から日付が分かりました。