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ハワイ探鳥記 No.10:1/14帰国


■98/01/14帰国■

朝5:00に起床。前日にABCストアで買ってあったサンドイッチの朝食を取って荷造りをする。大事な望遠レンズと機内での防寒対策用品以外は全てスーツケースに詰め込む。
6:00にチェックアウトして空港に向かう。朝早いのにH1ハイウェーは混み合っている。片側5車線にびっしりと、しかも上下線共に車が走っているのは壮観だった。
レンタカーの返却場所を探すのが難しいのでは無いかと心配していたのだが、ハイウェーから空港へのランプを下っていくとRENTER CAR RETURNの標識が出て来て、迷うことなく到着。返却手続きも簡単で、4日間276Mile(約440Km)を走って、レンタル料金は$323.02(約¥45,000円)だった。

チャイナエアーのカウンターでチェックインしようとすると「スーツケースが38.5kgあり重すぎる。32kg以上はオーバー料金がかかり非常に高い。」と注意される。しかたなく三脚とか重そうなカメラ機材をナイロンバッグに移し変える。行きのチェックインカウンターはそんな事を言わなかったのに、、、とも思うが、本やら色々と増えているのも確かなのでカウンターの横で詰め替え作業を行う。かなり恥ずかしかった。

フライトは8:45なので時間はたっぷりと有り、カフェテリアで薄いコーヒーを飲みながら時間をつぶす。ついでに今回の旅行の反省をしながらこの探鳥記のメモ書きをノートに書き留める。

帰りの飛行時間はジェット気流をさかのぼって帰るために行きよりもずいぶん時間がかかる。行きは5時間50分なのに帰りは8時間50分かかった。
しかも、帰り着いたら東京は吹雪。羽田も15cm程の積雪で、よくぞ着陸できたなあと感心する。

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到着は日本時間の12:55だったが、家に帰り着いたのは16時過ぎ。帰ってからTVのニュースを見ていると、羽田の国内線は軒並み運休になっているので、間一髪だったことが分かる。どこかに振り替えられたら困っただろうなあ。


■エピローグ■

今回の旅行は、昨年のロタ島の時の反省から、事前にインターネットやNiftyなどを通じて情報を集めて有った。しかし集まった情報は(当たり前だが)ほとんどが英語だったため、分析をいい加減にしてあった。これが最大の敗因であった。集めても分析しなければ情報はタダのゴミです。
そんな訳で今回の旅行ではハワイの固有種は植物園のネネ以外は見られていない事になります。見られた鳥のリストは下記の通りでハワイ在来種が10種類、移入種が14種類、ほかに同定が出来なかったシギが1種類ある。


    ●ハワイ固有種
  1. Hawaiian Goose or Nene(ハワイガン) Branta sandvicensis(ただし植物園)

    ●ハワイ在来種
  2. Great Frigatebird(オオグンカンドリ) Fregata minor palmerstoni
  3. Red-footed Booby(アカアシカツオドリ) Sula sula rubripes
  4. Black-crowned Night-helon(ゴイサギ) Nycticorax nycticorax hoactli
  5. Mallard(マガモ) Anas platyrhynchos
  6. Northen Pintail(オナガガモ) Anas acuta
  7. American Coot(アメリカオオバン) Fulica americana alai
  8. Common Coot(オオバン) Fulica atra
  9. Common Moorhen(バン) Gallinua chloropus sandvicensis
  10. Black-necked Stilt(クロエリセイタカシギ) Himantopus mexicanus knudseni
  11. Pacific Golden-plover(ムナグロ亜種・和名無し) Pluvialis fulva
  12. Ruddy Turnstone(キョウジョシギ) Arenaria interpres

    ●移入種
  13. Cattle Egret (アマサギ) Bubulcus ibis
  14. Japanese White-eye (メジロ) Zosterops japonicus
  15. Spotted Dove(カノコバト) Streptopelia chinensis
  16. Rock Dove(ドバト) Columba livia
  17. Zebra Dove(チョウショウバト) Geopelia striata
  18. Red-vented Bulbul(シリアカヒヨドリ) Pycnonotus cafer
  19. Common Myna(インドハッカ) Acridotheres tristis
  20. Northern Cardinal(ショウジョウコウカンチョウ) Cardinalis cardinalis
  21. Red-drested Cardinal(コウカンチョウ) Paroaria coronata
  22. House Sparrow(イエスズメ) Passer domesticus
  23. Saffron Finch(キンノジコ) Sicalis flaveola
  24. Java Sparrow(ブンチョウ) Padda oryzivora
  25. Canada Goose(シジュウカラガン) Branta canadensis
  26. Wood Duck(アメリカオシ) Aix sponsa(ただし植物園)

やはり固有種は開発の進んだオワフ島ではほとんど見ることは不可能なようで、最低でもカウアイ島へ行かなければならなかったでしょう。それは良く前から何となく分かってはいたのですが、どうも他の島へ渡る気力が出なくて、ついついいい加減な鳥見となってしまいました。

長い割に内容の少ないハワイ探鳥記を読んでいただきありがとうございました。
この探鳥記を読まれた方のハワイでの探鳥に少しでも参考になることを祈っております。




■1998年1月10日から15日までのハワイでの探鳥のIndexはこちら



◾︎ハワイ探鳥記Index
1:プロローグ
2:1/10 羽田出発
3:1/10 アラモアナ公園
4:1/10 ドライブ
5:1/11 EAST OAHU
6:1/11 シーライフ・パーク
7:1/12 NORTH OAHU Vol.1
8:1/12 NORTH OAHU Vol.2
9:1/13 HANAUMA BAY
10:1/14 帰国・まとめ




by river_kingfisher | 1998-01-14 09:59 | 野鳥 | Comments(0)
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