キバシリ
昨日と同じように、朝6時に私一人でホテルを抜け出し、ボルゲーゼ公園へ向かう。
昨日は不案内な公園で余り奥まではいけなかったが、今日は足早にクロウタドリが歩き回っている広場を抜けて、奥の茂みのある方に向かう。
芝生の中にぽつぽつと立っている木に小鳥が群れているのを発見。近づくとイエスズメ。少しがっかりしながらもイエスズメの写真がないので、手近な木を支えにしてカメラで狙う。
と、すぐ横にある松の木の幹をネズミのような何か小さなものが這い回っている。双眼鏡でチェックするとキバシリだ!。キバシリは日本にもいる鳥だが、私は未だに見たことがなかったので、ラッキー。
早速写真を撮るが、動きが早くなかなかシャッターを押させてくれない。何とかとったこの写真もブレているのをPhotoshopで無理やり修正して見れるようにしてあります。実際はプリント出来るレベルには有りません。とても残念!
ハシブトガラ
さらに行くと、下生えの中でチッチッと鳴きながら飛び回っている小さな鳥を発見。
これが何だか良く分からない、一瞬近づいたのを見た限りではコガラのようであった。一応写真を撮っておくが、遠いし逆光気味で余り良く分からない写真しか撮れなかった。
日本に帰ってからパリで買った図鑑をチェックしてみたところ生息地域からハシブトガラの様である。しかし、正確に判断できるほど近くに来ていないので、ほんとにコガラでは無いかと言われると、もちろん自信は無い。
アカゲラ
キバシリに会えたのが嬉しくて、非常に気分良くなり、さらに公園を進むとカララララとキツツキのドラミングが聞こえます。
茂った木立の中を探すこと数分、ハトサイズの鳥が2羽だんだん近づいてきました。赤い下尾筒が目立つアカゲラです。
カメラを構えるものの動きが早い上に葉が茂っているのでなかなかシャッターを押すチャンスが有りません。やっと日の当たる場所に出て来たのをパチリ、でも、ひどい写真です。
結局この日はパリへ出発するためのピックアップが8時30分にホテルに来るため、鳥見はこれで終了。少し不満足ですが初見のキバシリが見られたのでよしとします。
20日にボルゲーゼ公園で見られた鳥
- クロウタドリ
- フーデッド・クロウ(ハシボソガラス亜種)
- イエスズメ
- キバシリ
- ハシブトガラ?
- アカゲラ
■1997年7月17日から24日までのローマ・パリ旅行の鳥見のIndexは
こちら。