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シロビタイヒヨドリ

ベランダで作業していたら、お向かいの家の壁を小鳥がバタバタと羽ばたきながら落ちていった。あれれ、と思っていたら途中に横たわる太めの塩ビパイプの向こう側にはまってしまった。
こりゃ困ったな、茶色い羽だったからスズメの巣立ちビナなんだろうけど、助けに行った方がいいかなぁ・・・と考えていたら、すぐ目の前の電線にヒヨドリが止まって、大きな声で泣き叫んでいる。
しばらくすると、隙間から下に落下したヒナはお隣の雨樋にほうほうの体で飛びついて一息入れた。親らしきヒヨドリもすぐに横に止まる。

微笑ましい光景だったが、違和感が残った。
ん〜〜、あの親ヒヨドリの額は妙に白くないか?

階下に下りて双眼鏡とカメラを取って戻った時には、すでにヒヨドリ親子の姿はなかった。
念の為に表に出て近所を探索すると、表通りの電線に大きな声で泣き叫んでいるヒヨドリを発見。どうやらヒナはまたどこかに引っかかっているらしい(笑)。

ちょっと遠くの電線だったが、証拠写真になるかもと2コマだけ撮影しておいた。
シロビタイヒヨドリ_e0183106_18375189.jpg
Nikon D600, AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR(400mm)
1/4000s, f/5.6, ISO1100, Raw, Trim


横から見ると普通のヒヨドリだけど、正面から見ると額が白っぽい。
桜の季節なら、蜜を吸うために花粉で汚れたとも考えられるけど、この時期じゃそんな事もないだろうし、第一クチバシはそんなに汚れていない。
おそらく部分白化の個体なんだろうけど、ちょっと珍しかった。


※シロビタイヒヨドリという種の鳥はいません。
※もう1ヶ月近く前に書いたエントリーです。



by river_kingfisher | 2014-07-24 12:37 | 野鳥 | Comments(0)
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