ダイニングチェアの座面の張替えを行う予定で、スポンジと布を手に入れたのだが、スポンジを座面の形にきれいに切り抜くのが難しいことが判明。
仕方ないのでヒートカッターを作製した。
ようするに100円ショップでも売っている、スチロール・カッターの大きいやつです。
U字のフレームは、大昔に値段につられて買った電動糸ノコのなれの果て。いつかこんな使い道があるだろうと、分解してこのパーツのみ取っておいたのが10年以上経ってやっと役に立った。
テーブルへの固定は万力。余り力が掛からないはずなので、これで保つはず…
下側のニクロム線の固定は、当初は下の木部に1mmの穴を開けてニクロム線を直接通したが、テストしたら当然のように木がこげてきたので、アルミ板の切れ端に穴を開けてはめ込んだ。
ニクロム線は熱を保つと伸びるので、ピンと張ったら浮いてきてしまったが、これは後で修正する。
上部は最初から開いていた穴が大きすぎたので、ガラクタ箱の中に有ったHDの外装を切り抜いて作製した。
ちなみに、ニクロム線は電熱器の替え用の直径0.4mmを使用します。
市販のスチロール・カッターに使うニクロム線は0.28mmらしいのだけど、細すぎて樹脂に熱を取られるので、太いのを使います。
これは、40年前の学生時代に課題のスチロールを切るために買った物です。物持ちがいいんよね、俺って(笑)。