Nikon D3, AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR(55mm)
1/125s, f/6.3, ISO640, jpeg, Trim根強い人気(笑)のハロゥイン・ギャルズの写真を1枚。
こうやって全身を写すと、右からの光が強くて後方に影が落ちているのがはっきり分かります。
天井の1灯と左からの3灯が主灯なのですが、テスト撮影の結果を見せながら意見を聞いてみると、意外に左右均等に近いこのライティングのほうが女性に好まれるようです。
左右同じくらいですが、左からのライトは3灯でトレペでディヒューズしているから足元の影はきつく出ません。右は1灯でダイレクトに当てているので、影がはっきり出ています。
目元を等倍で見てみると、予定通りに左のキャッチライトが大きく入ってますが、期待したほど大きくはないです。トレペだと透過率が高いので周りまで拡散しないので、このくらいの面積にしかなりません。2重にしないとダメでしょうね。
最後に、今回のセッティング。
これは1日目の天井バウンスではなく、2日目のコンビニ袋でデフューズにした設定です。上のハロゥイン・ギャルズの作例は天井バウンスでした。
撮影時にカメラのアクセサリーシューに付けたSB-600を天バンにしてトリガーとします。
メインは先に書いたように、天井のバウンスかデフューズのSB-900と左からのトレペデフューズのSB-28DX/SB-28/SB-25の3灯。それに右からのSB-800の構成です。
それぞれのマニュアルで設定してますが、電池を長持ちさせるために姑息な手段としてカメラのISO感度を640と上げて、スピードライトの照度を下げています。おかげで2日間電池交換なしで済みました。
実はSU-4モードは他のカメラのストロボにも反応してバカバカ光るので、途中で電池切れして光らなくなる個体が出てくるんじゃないかとヒヤヒヤしていたのでした。
そんなこんなで、まだまだ問題点が多いライティングですが、ほとんどの撮影がバストアップで、この作例のように全身を写すことはあまり無いので、破綻はそれほど出ません。
とは言いつつも、こういう撮影をするとモノブロックが欲しくなる今日この頃……