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7:1/15 最終日

ムナジロバト

15日はロタ島最終日で、今日のお昼に日本に帰らなければいけない。

最後の日の朝食はリッチにしようと、ロタリゾートホテルに向かう。相変わらず海岸沿いの電線にはそここにナンヨウショウビンが止まっている。
ロタカントリーホテルはロタ島で一番新しくきれいで値段が高いホテルで、朝食はバイキング形式で品数はそれほど多くはないが、値段の割にはお得な朝食を取ることが出来た。

食事の後、最後の探鳥にスイミングホールのある海岸縁の道路を行くと、なんとムナジロバトが木の梢に止まっている!興奮のあまり、カメラの露出設定が狂っているのに気付かず、露出アンダーでシャッターを切る。

e0183106_16283643.jpg

せっかく梢に止まって全身を見せてくれていたのに、何たる失敗!何たる初心者!F5が泣きます。大いに反省!恥ずかしい写真ですが、どんな鳥かは何とか分かるので載せることにしました。




決算

結局マリアナメジロとクバリーバラス以外は予定していた鳥をほぼ見ることが出来たので、写真の出来以外は非常に満足のいく旅行となりました。
下のリストに上げていない鳥では、ほぼ野生化したニワトリ、恐らく飼われていると思われるカモ(マガモのように見えた)、そしてドバトがあります。


かかった費用は、成田までの往復交通費(約1万円/1人)、レンタカー(最終日半日分はFree、料金もジムニークラスにディスカウント$96×3日)、ガソリン代、食費、おみやげ(チョコとビーフジャーキー)等を全て入れて、妻と二人で32万円強でした。(恥ずかしいのでフィルム代は入れてません(^_^;))

ロタ島は、タクシー、バス等の交通機関はありません。ホテルからビーチなどへの送迎はしてもらえる(有料)ようでしたが、だらだらとあちこちで鳥を見るような技は出来ないので、探鳥に行かれる場合はレンタカーが絶対条件になります。ロタ空港にレンタカー屋さんは3軒ほどありましたので、恐らく予約が無くても大丈夫と思いますが、4WDは台数が少ないそうなので日本から予約しておく方が無難かも知れません。
4WDの必要性ですが、よほどのことが無い限り2WDで大丈夫だと思います。バードサンクチュアリへ下りる坂は雨の直後はしんどそうでしたが、上れないほどの事は無いと思いました。日帰りの飛行機の時間が気になる方以外は、あせらず運転すればカローラで全島走破できると思いました。

ダイビング以外のアクティビティーはほとんど無さそうなので、バードウォッチング、ゴルフ、ダイビング、浜遊び以外の遊びは無いと思って良いでしょう。雨が降るとやることは無くなります。
私はロタ島だけの4泊5日のゆったり旅行でしたが、精力的に鳥を求めて島を動き回る方なら2泊3日程度で充分ではないかと言う気がします。





1997年1月10日〜15日にロタ島で観察した鳥

  1. Red-tailed Tropicbird (Phaethon rubricauda) アカオネッタイチョウ
  2. White-tailed Tropicbird (Phaethon lepturus) シラオネッタイチョウ
  3. Brown Booby (Sula leucogaster) カツオドリ
  4. Red-footed Booby (Sula sula) アカアシカツオドリ
  5. Great Frigatebird (Fregata minor) オオグンカンドリ
  6. Yellow Bittern (Ixobrychus sinensis) ヨシゴイ
  7. Intermediate Egret (Ardea intermedia) チュウサギ
  8. Brahminy Kite (Haliastur indus) シロガシラトビ(かなり不安)
  9. Pacific Golden-Plover (Pluvialis fulva) ムナグロ
  10. Ruddy Turnstone (Arenaria interpres) キョウジョシギ(かなり不安)
  11. Brown Noddy (Anous stolidus) クロアジサシ
  12. Common White-Tern (Gygis alba) シロアジサシ
  13. Mariana Fruit Dove (Ptilinopus roseicapilla) コバシヒメアオバト
  14. White-throated Ground-Dove (Gallicolumba xanthonura) ムナジロバト
  15. Island Collared-Dove (Streptopelia bitorquata) オオベニバト
  16. Collared Kingfisher (Todiramphus chloris) ナンヨウショウビン
  17. Manus Fantail (Rhipidura semirubra) オウギビタキ
  18. Micronesian Myzomela (Myzomela rubratra) ミクロネシアミツスイ
  19. Black Drongo (Dicrurus macrocercus) オウチュウ
  20. Micronesian Starling (Aplonis opaca) カラスモドキ
  21. Eurasian Tree Sparrow (Passer montanus) スズメ

ロタ島を含むミクロネシアの鳥のリストはこちらでどうぞ。





2000/02/24:追記
1997年当時はロタ島の情報はあまり無かったのですが、今日gooで検索してみたら、結構ありました。逆にいままでリンクを貼っていたサイトが消えてました、、、、。

2001/01/30:追記
なんと私が泊まったパウパウホテルは1999年から廃業していて、今は廃墟になっているらしいです・・・・時は流れるなあ。レストランETはどうなったんだろうなぁ??

2017/06/8追記
ポジフィルムのマウントをデジタイズしたので、昔の旅行が懐かしくなり探鳥記も復活させてみました。
ロタ島情報も20年前とは段違いに多く存在していて、今更感が漂いますが自分の衰えた記憶の補助メモとしてはブログはとても有効です。(笑)


■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日




by river_kingfisher | 2001-01-11 00:07 | 野鳥 | Comments(0)

6:1/14 バードサンクチュアリ3

今度こそオオグンカンドリの群舞

14日は、ずるけずに早起きして夜明け前(5:30)からバードサンクチュアリに出かけた。

夜明け前のサンクチュアリは「ひょっとして」と期待したオオグンカンドリはやはり居ず、しかし昼間よりは明らかにアカアシカツオドリはたくさん営巣していた。これが一斉に飛び立つのかと期待して待っていたのだが、三々五々飛び立って行くだけで、結局一斉に飛び出すことはなかった。

そのかわり、崖近くの木の上にチュウサギが13羽止まっており、これが夜明けと共にロッククライミングを始めたのには驚いた。羽ばたきながら岸壁を少しづつ登っていき、這い出してきた虫を食べているようで、頂上に達すると一斉に飛び立ち島の内陸の方に向かって飛んでいった。
下の写真は90度以上のオーバーハングした壁面を羽ばたきながら上っていくチュウサギの群。

e0183106_15101034.jpg



オオグンカンドリの群舞を撮りたかったけど、残念ながらパラパラと通過するだけ。




Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF), RDP2
Great Frigatebird (Fregata minor) オオグンカンドリ♀






Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF), RDP2
Red-footed Booby (Sula sula) アカアシカツオドリ


トビ ?

オオグンカンドリの良い写真を取りたくてじっと待っていると、遠くに何やら今までと羽ばたき方が違う鳥を発見。双眼鏡で確認するとワシタカ類の飛び方で、またしてもびっくり!バーダー誌の記事で高橋さんが「猛禽のいない島」と書かれていたので、てっきり猛禽類はいない物と決めつけていたのです。

e0183106_15141629.jpg

しかし、だんだん近づいてくるのを観察していると、なんと尾バネがバチ型!ありゃりゃトビでした。結局あまり近くまで寄ってこなかったので、はっきりとトビとは同定できませんでしたが、尾バネの形と翼の裏側の斑点からほぼトビと決めつけました。
トビでがっかりと言うのはトビに失礼ですが、やはり日本人の感覚ではトビは………
写真は非常に遠いところにいるのを撮ったので豆粒のようでしたが、尾羽が何となくバチ形をしているようにも見えるでしょ?

■17/06/08追記
今回ミクロネシアの野鳥一覧で確認した所、トビ類はBrahminy Kite (Haliastur indus) シロガシラトビが迷鳥となっているので、それかも知れませんが、写真でも分かるように頭が白くなかったんだよね…。





ドアをロック!


そうこうしている内にまたしても怪しい雲が海の上に広がりだし、今回はさっさとカメラをたたんで車に避難します。10:00頃から降りだした雨はいっこうに止まず、結局30分ほど様子を見てから引き上げることにした。

この後事件発生!
手持ちのドルが少なくなってきたのでホテルに戻って両替をしようと思っていたら、ソンソン村で銀行を発見。雨で焦っていたので何とエンジンをかけたままドアの鍵を掛けてしまうと言うミスをする。銀行で訳を説明し、レンタカー屋さんに連絡しスペアキーを持ってきてもらうまで中で待たせてもらう。結局昼休みにかかってしまったため、銀行で2時間待つ羽目になる。

一つだけ救いは、外で車を見ていたときに昨日のロタホテルの係員が通りかかり、約束のポスターを持ってきてくれた事。しかも鳥だけでなく魚と花のポスターも付けてくれた、ラッキー!!(しかし、日本に帰ってからよく見たら私の欲しかった小鳥のポスターではなく、ショアバードのポスターであった。これはどこにも貼ってなかったので、このポスターが存在することを知らなかった‥‥‥)

結局この日は雨が降り続き、食事をゆっくりしても後はやることなく早く寝てしまう。





14日にバードサンクチュアリで見られた鳥

  1. Red-tailed Tropicbird (Phaethon rubricauda) アカオネッタイチョウ
  2. White-tailed Tropicbird (Phaethon lepturus) シラオネッタイチョウ
  3. Brown Booby (Sula leucogaster) カツオドリ
  4. Red-footed Booby (Sula sula) アカアシカツオドリ
  5. Great Frigatebird (Fregata minor) オオグンカンドリ
  6. Brahminy Kite (Haliastur indus) シロガシラトビ(かなり不安)
  7. Brown Noddy (Anous stolidus) クロアジサシ
  8. Common White-Tern (Gygis alba) シロアジサシ
  9. Mariana Fruit Dove (Ptilinopus roseicapilla) コバシヒメアオバト
  10. Island Collared-Dove (Streptopelia bitorquata) オオベニバト
  11. Collared Kingfisher (Todiramphus chloris) ナンヨウショウビン
  12. Black Drongo (Dicrurus macrocercus) オウチュウ
  13. Micronesian Starling (Aplonis opaca) カラスモドキ



■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日




by river_kingfisher | 2001-01-11 00:06 | 野鳥 | Comments(0)

5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥

バードサンクチュアリ以外での探鳥

お昼を過ぎたがまだお腹が減っていない。
空港の近くで道路からヨシゴイが飛び立つ、しばらく車と競争する形で飛んだ後、右手の林に消える。

真新しいロタリゾートホテルでコーヒーとジュースで休憩をした後、ホテル下のゴルフ場を回り込む道に車を回す。
私の住んでいる福生(東京)周辺で言うとヒヨドリくらいの頻度でオウチュウが止まっており、キジバトくらいの頻度でナンヨウショウビンがいる。道ばたにナンヨウショウビンがいたので500mmのレンズで狙おうとしたが、距離が近すぎてピントが合わない。




Nikon F90, Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D, Fuji RDP2
Collared Kingfisher (Todiramphus chloris) ナンヨウショウビン


バードサンクチュアリでもそうだったが、ナンヨウショウビンは比較的物怖じしない性格のようだ。

スイミングホールと言う観光ポイントがあったので、一応寄ってチェックする。観光パンフレットから想像される大きさではないので本当にここがそうなのか迷ったが、パンフレット写真と見比べてここがその場所と同定(笑)する。



e0183106_14112553.jpg未舗装の道路をそろそろと走るが、他に車がほとんど来ないので気兼ねをすることが無く安心できる。と、車の前を赤い小鳥が横切る。ミツスイだ。あわてて車を止めて双眼鏡で覗くと、道ばたの潅木の茂みを数羽の小鳥が飛び交っている。
オウギビタキもいる! あわてて写真を撮るが動きが猛烈に早いのと暗いので、後日現像を見たらNG(ガッカリ)。おまけに露出も狂っています。(17/06/08注:このコマは捨てちゃったようでオリジナルのポジが見つからなかったので、20年前のスキャンデータです。)


このあとロタホテルで昼食をとる。日本食もあるが、アメリカらしくサンドイッチとビール。
ホテルのロビーにあるレジャーカウンターの後ろに、鳥のイラストの付いたポスターがあることに気付く。ぜひ手に入れたいと「これが欲しい」と交渉すると、「明日もう一度来てくれ。在庫を確認する。」と言う返事。明日に期待する。



サバナ高地


その後、サバナ高地へ車を回す。何もない一本道を登っていくと、やはりナンヨウショウビンがあちこちにいる。水場の近くにいる鳥のイメージがあったのだが、あまり関係ないような気がする。そういえばバードサンクチュアリではトカゲを手すりにたたきつけてから食べていたので、その手の物を食べているのだろう。
途中の人家近くの木立でミツスイを見つけるが、個人の農地の中なので遠くから眺めるだけにする。更に上り詰めるが、戦没者慰霊公園でまたミツスイを見るが、すぐに飛び去る。このあたりはあまり鳥が飛んでいる気配もなく、静かでした。
この後更に地図を頼りに来た道とは違う道をたどって、テテトビーチへ下りる道を行きますが、やはりいるのはオウチュウ、ナンヨウショウビンだけで、そのうち妻はオウチュウをロタガラスと呼び始めます。

行けども行けども人が住んでいる気配はないが、舗装こそしていないが道は結構きれいで4WDなら何の不安も無く、狭い島だからそのうちどこかに出るだろうと思っていたら、突然テテトビーチに出て来ました。私達にはサバナ高地はわざわざ時間を使って行くほどの良いポイントには思えませんでした。



島の南西部

気を取り直し、今度はソンソン村を横切り東港を通って島の南西部に回る道路を行くことにする。動物園(いったい何がいるんだか)を通り過ぎ、少し行ったあたりで民家の庭先のハイビスカスにミツスイを発見。




Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF) +TC-14E, RDP2
Micronesian Myzomela (Myzomela rubratra) ミクロネシアミツスイ


車を止め、中からとりあえず数カットシャッターを切る。よく見ると近くにオウギビタキも何羽かいる。しばらくカメラを出さずにじっくりとオウギビタキを見ることにする。
オウギビタキはさえずりながら豆科の木の上を3羽が飛び回っていた。長めの尾羽を名前の通り扇のように広げる姿は美しく、かわいかった。写真を撮ろうとカメラをセットすると、下生えの中に入ってしまい、30分以上待っていても出てこずに結局姿を消してしまった。
オウギビタキは次回の課題として残すことにする。


夕方になってホテルに戻ってきたら、前の芝生にムナグロよりもっと小型のシギが10羽ほど群れている。もう夕方で暗くなりかかっているので写真は撮れない。望遠鏡で一生懸命見ると、どうもキョウジョシギのように見える。私はマリアナ地域の図鑑を持っていないので、この地のこの時期にキョウジョシギがいるのかどうかが分からない。オーストラリアの図鑑を見ると分布はマリアナ方面に伸びているようなので、この際キョウジョシギと言うことにしてしまう。
ピンボケでも良いから写真を撮っておくべきであった。(明るくてもどうせボケ写真ばっか 笑)


ホテルの入口にミツスイが居たので、暗くなりかかっていたが撮影しておく。案外、ホテルの庭に小鳥類が沢山居たりするのは、リゾートホテルの定石ですね。




Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF) +TC-14E, RDP2
Micronesian Myzomela (Myzomela rubratra) ミクロネシアミツスイ






バーダー誌で読んだ日本食レストラン

13日の夕食はソンソン村からホテルに行く途中にあるレストランTONY'Sでヤシガニ(スモールサイズ $50.0)1匹を二人で食べる。カニは食べるのに時間がかかるので、後から来た客がどんどん帰っていくのに、だらだら食べ続ける。時間がかかったので、お腹が一杯になったような錯覚におちいる。
店を出た後、昨日から探していて今日偶然見つけた、バーダー誌96/1月号で高橋氏が推薦していた日本人経営レストランに行く。昨日探したときは見つからなかったわけで、高橋氏が「高校の裏のジェイクス」と書かれていたのは「小学校裏のJAK(ジャック)」が正しかった。ここで、ETとは格違いのおいしいラーメンを食べて帰ろうとすると、オーナーが別の客にヤシガニを見せていた。「しまった、ここでヤシガニを食べれば良かった」と思っても時すでに遅し。この記事を読んで行かれた方は、ぜひJAKでヤシガニをどうぞ!(感想をメールしてね)




13日にバードサンクチュアリの帰りに見られた鳥

  1. Yellow Bittern (Ixobrychus sinensis) ヨシゴイ
  2. Ruddy Turnstone (Arenaria interpres) キョウジョシギ
  3. Island Collared-Dove (Streptopelia bitorquata) オオベニバト
  4. Collared Kingfisher (Todiramphus chloris) ナンヨウショウビン
  5. Manus Fantail (Rhipidura semirubra) オウギビタキ
  6. Micronesian Myzomela (Myzomela rubratra) ミクロネシアミツスイ
  7. Black Drongo (Dicrurus macrocercus) オウチュウ

※97/01/29初稿時にはミクロネシアミツスイはマリアナミツスイとしていましたが、今回訂正しました。


■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日




by river_kingfisher | 2001-01-11 00:05 | 野鳥 | Comments(0)

4:1/13 バードサンクチュアリ2


早起きはしたけれど‥‥

ロタ島3日目の朝は少し早起きして7:00にバードサンクチュアリに出発する。

道路は通勤の車が多いらしく、いつもよりすれ違う台数が多い。通勤者はこちらの挨拶に手のひら・パーで挨拶を返さない人も多い。人間はこうしてゆとりが無くなって行くのだろうか?しかしめげずに「ちわー」と呟きつつ手のひら・パーを続ける。

サンクチュアリに着くともうすでにロタリゾートホテルの車が来ている。あなどりがたし、オプショナルツアー!
明日はもっと早起きすることを心に誓う。
低木の林を抜けると崖の上に作られた遊歩道にでる。一番上段のデッキに運転してきたホテルの従業員、そして下の方に日本人とおぼしき若い女性が2人、ホテルで借りたと思われる双眼鏡を覗いている。妻と二人でなければ、親切な説明員に変身するのに…昨日と同じポイントでカメラの用意をする。
やはり、オオグンカンドリは眼下の林にはいないようだ。ネッタイチョウもアカオが1羽飛んでいるだけで、シラオはいなくて寂しい。昨日と違う顔ぶれは出ていない。
クロアジサシを撮ろうとするが、近くを飛ばない上に色が黒いので樹海の上ではピントが合わせられない。岩棚にとまっていた2羽を見つけ飛び立つ瞬間を撮るが、遠いのであまり良い写真にはならない。

e0183106_13384516.jpg



1時間ほどシャッターを切っていると、水平線の彼方の雲の動きが怪しくなってきた。心配なので車に傘を取りに行く。いつもの応急雨具のゴミ袋を持ってくるのを忘れたのがつらい。
30分ほどしたら、心配したとおりぽつぽつと雨が落ち始める。今からでは車に戻る途中に土砂降りになる可能性が高いと判断し、遊歩道の後ろの林の中に避難する。猛烈な雨が降り始めるが、熱帯の雨はすぐやむことを期待しそのままじっとカメラを抱えて林の中で20分ほど待つ。
雨は降り始めと同じように突然やむが、昨日のような強烈な日差しは無く風も少ない。鳥は相変わらず少なく、シラオネッタイチョウも現れない。


コバシヒメアオバト

e0183106_1821364.jpg

お昼近くに突然崖の下から私のすぐ右の木にコバシヒメアオバトが止まる。ほんの5m位の近さだ! こちらには気付いていないようでシャッターチャンスだ。
すぐにカメラを合わせるが、なんと枝が肝心のきれいな赤い顔を隠している。左に1歩踏み出せば枝をはずせるが、私の左は100m位の絶壁で、これ以上は身を乗り出すことさえ危険。
とりあえず1枚シャッターを切ってそろそろと右に体をずらすが、足下が悪い上に三脚が邪魔をする。そ〜っと息を潜めながら2歩右に出たとき、バサッ!っと無情な羽音を残して彼女は飛び去っていった。

せめてこちらを向いていればお腹のオレンジ色が入ったのに、おいしいところは何もない単なるアオバトの写真になってしまった。つくづくついてない男です。色に関しては前ページのぼけぼけ写真で想像して下さい。ほんとにきれいな色のハトです。

ちなみに、こんな場所で撮影してました。
e0183106_1801769.jpg


お昼過ぎになったので帰り支度を始めた頃やっとシラオネッタイチョウが飛び始める。





1997/1/13にバードサンクチュアリで見られた鳥

  1. Red-tailed Tropicbird (Phaethon rubricauda) アカオネッタイチョウ
  2. White-tailed Tropicbird (Phaethon lepturus) シラオネッタイチョウ
  3. Brown Booby (Sula leucogaster) カツオドリ
  4. Red-footed Booby (Sula sula) アカアシカツオドリ
  5. Great Frigatebird (Fregata minor) オオグンカンドリ
  6. Brown Noddy (Anous stolidus) クロアジサシ
  7. Common White-Tern (Gygis alba) シロアジサシ
  8. Mariana Fruit Dove (Ptilinopus roseicapilla) コバシヒメアオバト
  9. Collared Kingfisher (Todiramphus chloris) ナンヨウショウビン
  10. Black Drongo (Dicrurus macrocercus) オウチュウ
  11. Micronesian Starling (Aplonis opaca) カラスモドキ


■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日




by river_kingfisher | 2001-01-11 00:04 | 野鳥 | Comments(0)

3:1/12 食事に時間がかかる‥

直射日光が当たる場所は汗が流れるが、海からの風が絶えず吹き付けているせいで、日陰に入れば我慢が出来ないほど暑いわけではない。しかし、ベンチがないので手すりに寄り掛かって鳥を見るしかなく、遊歩道に座ると足下を飛ぶ鳥が見えなくなってしまう。まさか日本から折り畳み椅子を持っていく気にはならなかった(実は少し検討はした)ので、ずっと立ち通しになり疲れる。





オオグンカンドリ

上昇気流に乗って崖近くを滑るように飛んでいくカツオドリを撮影していると、一段と大きな黒い鳥が近づいてくる。「オオグンカンドリ!!」と思わず叫んでしまう。妻も「すご〜〜い!」と嬌声を上げる。みるみる近づいてきた巨大なオオグンカンドリは私達を見おろしながら真上をかすめるように飛び去っていった。

e0183106_22201355.jpg

興奮の一瞬だった。
この写真も焦って撮っているのでピントと露出が甘かった。これは♂なので、本来はノドの赤い部分が見えるはずなのに真っ黒になってしまっている。悲しい、、



コバシヒメアオバト

お昼近くに突然見慣れないハトが後ろから崖の上に飛び出し、戻って林の上に止まる。コバシヒメアオバトだ! これは初めて見る人間にも絶対に識別できる派手な色のアオバトだ。

e0183106_22243774.jpg

すぐにカメラを合わせるが、あっと言う間に飛び去る。ピントを合わせる間もない。
しかし、ピンぼけではあるが証拠写真は写すことが出来た。
10時頃から食事もせずに2時過ぎまで興奮のし通しで、あきれた妻はいつのまにか日陰の遊歩道で昼寝をしている。そろそろ引き上げて昼食を取らねば。





食事に時間がかかる‥‥‥

しかし、ホテル以外で食事が出来るところは非常に少ない。もちろん空港には何もない。仕方がないのでソンソン村まで戻り、Figueroaというイタリア?料理の店でサンドイッチとスパゲティを食べる。サンドイッチはまあまあの味だが、スパゲティは‥‥‥。
しかし、ロタでは何を頼んでも30分は出てこない。その間ビールをちびちび飲みながら待つのだが、時間が無いときはどうするのだろうか?(そんな人はこの南の島にはいないのだろう)。量は多く、遅い昼食のつもりが早い夕食の様になってしまった。
ソンソン村の中心部に日本人経営の「東京苑」という日本食屋さんがあるのだが、そこは早そうな気がしたが、何となく日本人向け過ぎて入りそびれてしまった。
お腹が一杯になってしまい、ビールもずいぶん飲んでしまったので、鳥見に戻る意欲が無くなり、何となく近くの千本ヤシ林等の数少ない観光スポットに行ってみたが、感想は控える…。私の目的は鳥一本、そして妻もそれほど観光には熱心ではない。

e0183106_22353498.jpg

何かの遺構だと思うが正体不明。
その後、ホテルに戻りベッドに横になったとたん私も妻も寝てしまう。やはり慣れない生活は疲れる。





しかし9:00過ぎに妻が突如起き出して「ETの謎のラーメン」を食べに行くと言う。このまま寝てしまうには中途半端なので、出かけることにする。
ETは例によって客の姿はなく、あやしげな関係者らしき現地人がウェイトレス嬢と話しながらビールをちびちびなめている。我々は何となく昨日と同じ場所に座り、ビールとプレーンヌードルを注文する。

なんと、待つこと5分あまりでラーメンが出て来たのだ!ロタの標準からすると早すぎる!
そして、ウェイトレスのおねーさんは注文の最後にビールは1つでいいよ、と言ったのを勘違いしたらしくラーメンも1つしか持ってこない。すかさず追加注文すると今度は3分かからずに持ってきた。味は間違いなく日清のチキンラーメンで、遅れて持ってきた方はまだほぐれておらず、原型の四角が容易に想像できた!
いま日本でチキンラーメンがいくらなのか知らないのだが、ロタ島のレストランの$2.5(¥300強)は果たして高いのだろうか、安いのだろうか?



■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日




by river_kingfisher | 2001-01-11 00:03 | 野鳥 | Comments(0)

2:1/12 バードサンクチュアリ

12日の朝はホテルにレンタカー屋さんが車を届けに来るのが8:30なので、それまでホテルの近くをぶらぶらする。

e0183106_21203466.jpg

林の向こうは海岸で、上空をシロアジサシが飛んでいる。足とくちばし以外は真っ白な上品な姿。羽ばたきながらかなりのスピードで通過していく。反対側を見ると、ホテルの近くまで迫っているウエディングケーキマウンテンの崖に2羽が交互に止まったり飛び回ったりを繰り返す。シロアジサシは島の海岸近くではどこでも見られるようだ。
昨日夕方ミツスイを見た木には、今日はスズメしか止まっていない。しかし、近くの芝生の上に昨日サイパン空港で見たシギ類がいる。さっそく写真に写す。

e0183106_21235082.jpg

これは後で写真を検討した結果、ムナグロの冬羽と同定する事にする。





レンタカー

ロビーでコーヒーを飲んでいるとレンタカー屋さんが車を持ってくる。日本から予約して有ったサイドキック(ジムニーの現地名)ではなく、TOYOTA RAV4である。料金が異なるので(サイドキック$96に対し RAV4$104/1日)クレームを付けると「ディスカウントする」と言う。料金不明のまま、ナンバーも付いて無いボコボコのTOYOTA RAV4で、さっそくバードサンクチュアリへ行くことにする。

e0183106_2129691.jpg

ちなみにグァム、サイパン、ロタ等のミクロネシア地域は日本の免許証で運転できるので国際免許を取る必要がなく楽です。(ググってみたら、現在も日本の免許でOKだそうです。)


道中はさっそくジモティーになりきって、すれ違う車に手のひらで挨拶をする。ほとんどの車が挨拶を返してくれるのが、ちょっとうれしい(^_^)V。




Nikon F90, Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D
Fuji RDP2


昨日は1羽見ただけでもうれしかったオウチュウが実はロタ島にはどこにでもいる鳥であることが分かり、少しがっかり。そしてナンヨウショウビンさえ、かなりの頻度で電線に止まっている。

慣れない右側通行でゆっくりとしたスピードで走っていると、海岸通りで道路中央あたりに鳥の死体を発見! すぐにUターンして確認する。なんとナンヨウショウビンの死体だ! 体と右翼は踏まれて潰れているが左翼は比較的無傷に近い、汚れていない羽を数枚拾うことにする。ナンヨウショウビンのカービングを作るときの貴重な資料になる。非常にうれしい!





バードサンクチュアリ




MINOLTA TC-1, G-ROKKOR 28mm F3.5, FUJI V100



さて、地図を頼りにバードサンクチュアリに着くと、「バーダー」誌で見た通りの光景が目の前に広がる。眼下の密林にはアカアシカツオドリが営巣し、すぐ近くでアカオネッタイチョウ、シラオネッタイチョウが飛び回っている。




Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF), RDP2, 1997/1/11, Rota Island
Red-tailed Tropicbird (Phaethon rubricauda) アカオネッタイチョウ






Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF), RDP2, 1997/1/11, Rota Island
White-tailed Tropicbird (Phaethon lepturus) シラオネッタイチョウ



夢中でシャッターを切っているとすぐ近くまでキョキョキョとナンヨウショウビンが飛んでくる。まさに野鳥の楽園にふさわしいロケーションである。ナンヨウショウビンは近づいてもそれほど驚く様子がない。カメラを構えて少しづつ近づいていくと、なんと2m位まで寄ることが出来た。日本では考えられないことだ。





Nikon F90, Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D
Fuji RDP2



アカアシカツオドリの巣を子細に見てみると、巣作りをしているアベック、タマゴを抱いている親、体の下に隠れているヒナを抱いた者、そして親とほとんど同じサイズまで成長した若鳥と、いろいろな段階の生態が見られた。




Nikon F5, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF), RDP2, 1997/1/11, Rota Island


4月に訪れた小原氏と高橋氏もバーダー誌に同様の事を書かれているので、恐らく1年中を通して繁殖しているのだろう。





1997/1/12にバードサンクチュアリで見られた鳥

  1. Red-tailed Tropicbird (Phaethon rubricauda) アカオネッタイチョウ
  2. White-tailed Tropicbird (Phaethon lepturus) シラオネッタイチョウ
  3. Brown Booby (Sula leucogaster) カツオドリ
  4. Red-footed Booby (Sula sula) アカアシカツオドリ
  5. Great Frigatebird (Fregata minor) オオグンカンドリ
  6. Brown Noddy (Anous stolidus) クロアジサシ
  7. Common White-Tern (Gygis alba) シロアジサシ
  8. Island Collared-Dove (Streptopelia bitorquata) オオベニバト
  9. Collared Kingfisher (Todiramphus chloris) ナンヨウショウビン
  10. Black Drongo (Dicrurus macrocercus) オウチュウ
  11. Micronesian Starling (Aplonis opaca) カラスモドキ




■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日




by river_kingfisher | 2001-01-11 00:02 | 野鳥 | Comments(0)

1:1/11 ロタ島へ

1997年1月11日から15日までロタ島に鳥見に行った時の話です。
昔のポジフィルムのスキャンをやっと終了して、その写真をブログネタに少しだけ載せたついでに、過去のサイトの記事をブログ化しました。

初稿は1997/01/29で、今となっては20年も前の時代錯誤な探鳥記ですが、当時は現地の情報が少なくて、こんな中途半端な情報でも「参考になった」というメールを頂いたりしたし、2000年には「インターネットまる得海外旅行術 旅ネタのホームページ300 ハワイ・グアム・サイパン編」(長い^_^;)(株)オデッセウス ¥1,200というムックに紹介されたりしました(この件はまたいずれ)。





プロローグ

忘れもしない1996年の1月、私はサイパンに鳥見に行くつもりで成田からノースウェストNW062便で飛び立った。前夜降った雪のせいで、さんざん遅れた上での離陸だったのに、30分ほど飛行したら機体故障で引き返しそのまま機内で缶詰。挙げ句の果てに当日のフライトが無くなる!というとんでも無い経験(結局旅行は取りやめた)をして以来サイパン・ロタはいつかは行かなければいけない場所として心に残っていた。
話がそれますが、ノースウェストは機体の整備不良をよく起こしますね。あまり乗りたくないエアラインの一つです。

その後で、バードウォッチヤーには定番の月刊「バーダー」誌の96年の8月号でロタ島の探鳥記が掲載され、「ホントは自分も見られたはず‥」と、いても立ってもいられなくなりました。結局休みが取りやすく、費用も安上がりな1月中旬に4泊5日のロタ島だけの旅行をしてきました。バーダー誌の載っていた鳥はほとんど見ることが出来、満足のいく鳥見となりました。





出発

11日は朝5時に自宅を出て、新宿駅で6:38のNEXに乗り変えて成田に向かいます。成田を96年と同じNW062便が飛び立ったのは10:40でした。サイパンは日本より1時間の時差があり、現地時間14:45にサイパン空港に着陸、約3時間の飛行です。

e0183106_20572068.jpg

サイパンで入国し、同じ空港内の国内線のカウンターに行くと我々が予約していた15:30のフライトは「機長が病気で飛ばない、17:30のに振り返るので、17:00にカウンターに集まるように。」と言う。ここで2時間以上つぶさなければいけない。

e0183106_1754240.jpg

仕方がないので妻をクーラーの効いたロビーに残し空港の前庭をぶらぶらしながら置いてあるエンジン等をTC-1で撮影したりしいると、見たことの無い中型シギが芝生のあちこちにいるではないか。証拠写真だけでも残しておこうと、長玉カメラを取りにロビーに戻ると、なんと15:30のフライトが復活して今からボーディングだと言う。いかにも南の島らしいアバウトなやり方に、唖然としながらも30人乗りの小型機に向かう。


小型機は30分ほどの飛行でロタ島に着陸し、すぐに迎えの車に乗って島の反対側にあるソンソン村のパウパウホテルに向かう。
(ご存じの方も多いと思いますが、ロタ島はサイパン島とグァム島の間にある小さな島で、面積は山手線の内側くらいだそうです。飛行場と唯一の村を結ぶ道とホテルへの連絡道以外は未舗装で、すれ違う車のドライバーがハンドルを持つ手を広げて挨拶し会う、素朴な島です。)

ホテルへ向かうバスの中から、一生懸命鳥を探す。後でいくらでも見られるのに、ついつい目は周りをさまよってしまう、悲しい鳥屋のサガです(^_^;)。「やったー、オウチュウを見つけたぞ」等と言っているうちに、ホテルに到着します。
この日はレンタカーを予約していないので、歩いてホテル付近を探索。オウチュウが電線にちらほら止まっており、ホテル前の木にはミツスイの姿も‥夕闇が迫る中で、明日からのバードウォッチングに期待がかかります。





夕食

この日はホテルのすぐ隣にある地元のレストラン(なんと名前はET!しかも玄関にETの等身大の木彫り人形まで置いて有る。非常に不気味)でチャモロ料理を食べる。私はポークシチューのような物、妻は骨付き鶏の煮た料理。どちらも味付けも日本人に合っていて、値段も満足で合った。

しかし、私と妻以外に客が全然入ってこない。飲食店を経営している妻は「もう少し何か注文して上げないと可哀想だ。」とアイスクリームを頼んだりしているうちに、別のお客さんが一人入ってくる。現地在住の白人らしいがビールとラーメンを注文していた。運ばれてきたラーメンを見ると、どう見てもチキンラーメン(ドンブリに入れてお湯を入れるだけ)の様に見える。あのラーメンはぜひ一度注文して確認せねば。

こうしてロタ島の最初の夜はふけていったのでした。


■ロタ島のバードウォッチングIndex
 1:1/11 ロタ島へ
 2:1/12 バードサンクチュアリ
 3:1/12 食事に時間がかかる‥
 4:1/13 バードサンクチュアリ2
 5:1/13 サンクチュアリ以外での探鳥
 6:1/14 バードサンクチュアリ3
 7:1/15 最終日



by river_kingfisher | 2001-01-11 00:01 | 野鳥 | Comments(0)

ハワイ探鳥記 No.10:1/14帰国

■98/01/14帰国■

朝5:00に起床。前日にABCストアで買ってあったサンドイッチの朝食を取って荷造りをする。大事な望遠レンズと機内での防寒対策用品以外は全てスーツケースに詰め込む。
6:00にチェックアウトして空港に向かう。朝早いのにH1ハイウェーは混み合っている。片側5車線にびっしりと、しかも上下線共に車が走っているのは壮観だった。
レンタカーの返却場所を探すのが難しいのでは無いかと心配していたのだが、ハイウェーから空港へのランプを下っていくとRENTER CAR RETURNの標識が出て来て、迷うことなく到着。返却手続きも簡単で、4日間276Mile(約440Km)を走って、レンタル料金は$323.02(約¥45,000円)だった。

チャイナエアーのカウンターでチェックインしようとすると「スーツケースが38.5kgあり重すぎる。32kg以上はオーバー料金がかかり非常に高い。」と注意される。しかたなく三脚とか重そうなカメラ機材をナイロンバッグに移し変える。行きのチェックインカウンターはそんな事を言わなかったのに、、、とも思うが、本やら色々と増えているのも確かなのでカウンターの横で詰め替え作業を行う。かなり恥ずかしかった。

フライトは8:45なので時間はたっぷりと有り、カフェテリアで薄いコーヒーを飲みながら時間をつぶす。ついでに今回の旅行の反省をしながらこの探鳥記のメモ書きをノートに書き留める。

帰りの飛行時間はジェット気流をさかのぼって帰るために行きよりもずいぶん時間がかかる。行きは5時間50分なのに帰りは8時間50分かかった。
しかも、帰り着いたら東京は吹雪。羽田も15cm程の積雪で、よくぞ着陸できたなあと感心する。

e0183106_16451789.jpg

到着は日本時間の12:55だったが、家に帰り着いたのは16時過ぎ。帰ってからTVのニュースを見ていると、羽田の国内線は軒並み運休になっているので、間一髪だったことが分かる。どこかに振り替えられたら困っただろうなあ。


■エピローグ■

今回の旅行は、昨年のロタ島の時の反省から、事前にインターネットやNiftyなどを通じて情報を集めて有った。しかし集まった情報は(当たり前だが)ほとんどが英語だったため、分析をいい加減にしてあった。これが最大の敗因であった。集めても分析しなければ情報はタダのゴミです。
そんな訳で今回の旅行ではハワイの固有種は植物園のネネ以外は見られていない事になります。見られた鳥のリストは下記の通りでハワイ在来種が10種類、移入種が14種類、ほかに同定が出来なかったシギが1種類ある。


    ●ハワイ固有種
  1. Hawaiian Goose or Nene(ハワイガン) Branta sandvicensis(ただし植物園)

    ●ハワイ在来種

  2. Great Frigatebird(オオグンカンドリ) Fregata minor palmerstoni
  3. Red-footed Booby(アカアシカツオドリ) Sula sula rubripes
  4. Black-crowned Night-helon(ゴイサギ) Nycticorax nycticorax hoactli
  5. Mallard(マガモ) Anas platyrhynchos
  6. Northen Pintail(オナガガモ) Anas acuta
  7. American Coot(アメリカオオバン) Fulica americana alai
  8. Common Coot(オオバン) Fulica atra
  9. Common Moorhen(バン) Gallinua chloropus sandvicensis
  10. Black-necked Stilt(クロエリセイタカシギ) Himantopus mexicanus knudseni
  11. Pacific Golden-plover(ムナグロ亜種・和名無し) Pluvialis fulva
  12. Ruddy Turnstone(キョウジョシギ) Arenaria interpres

    ●移入種
  13. Cattle Egret (アマサギ) Bubulcus ibis
  14. Japanese White-eye (メジロ) Zosterops japonicus
  15. Spotted Dove(カノコバト) Streptopelia chinensis
  16. Rock Dove(ドバト) Columba livia
  17. Zebra Dove(チョウショウバト) Geopelia striata
  18. Red-vented Bulbul(シリアカヒヨドリ) Pycnonotus cafer
  19. Common Myna(インドハッカ) Acridotheres tristis
  20. Northern Cardinal(ショウジョウコウカンチョウ) Cardinalis cardinalis
  21. Red-drested Cardinal(コウカンチョウ) Paroaria coronata
  22. House Sparrow(イエスズメ) Passer domesticus
  23. Saffron Finch(キンノジコ) Sicalis flaveola
  24. Java Sparrow(ブンチョウ) Padda oryzivora
  25. Canada Goose(シジュウカラガン) Branta canadensis
  26. Wood Duck(アメリカオシ) Aix sponsa(ただし植物園)


やはり固有種は開発の進んだオワフ島ではほとんど見ることは不可能なようで、最低でもカウアイ島へ行かなければならなかったでしょう。それは良く前から何となく分かってはいたのですが、どうも他の島へ渡る気力が出なくて、ついついいい加減な鳥見となってしまいました。

長い割に内容の少ないハワイ探鳥記を読んでいただきありがとうございました。
この探鳥記を読まれた方のハワイでの探鳥に少しでも参考になることを祈っております。


◾︎ハワイ探鳥記Index
1:プロローグ
2:1/10 羽田出発
3:1/10 アラモアナ公園
4:1/10 ドライブ
5:1/11 EAST OAHU
6:1/11 シーライフ・パーク
7:1/12 NORTH OAHU Vol.1
8:1/12 NORTH OAHU Vol.2
9:1/13 HANAUMA BAY
10:1/14 帰国・まとめ




by river_kingfisher | 2001-01-10 00:10 | 野鳥 | Comments(0)

ハワイ探鳥記 No.9:1/13 HANAUMA BAY

■98/01/13 HANAUMA BAY■

この日は鳥見は適当にして、ハナウマ湾にリゾートに行くことにする。しかし気合いは入らず、例によってだらだらとお昼近くに起きる。今日もいい天気だ。ベランダからはピンク色のロイヤルハワイアン・ホテルが見える。

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ロイヤルハワイアン・ホテル


ホテルの裏のインターナショナル・マーケットプレイスでサンドイッチの朝食。ゆっくりしていたおかげで到着はお昼近くになる。

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MINOLTA TC-1, G-ROKKOR 28mm F3.5, ハナウマ湾


ハナウマ湾には何度か来たことがあるのだが、下まで降りるのは今回が始めてだ。浜辺にホテルから借りてきたビーチマットを敷いて、荷物を置いて海に入ってびっくり。波打ち際に40cmくらいのボラ系の魚が群をなして泳いでいる。
水中メガネをして珊瑚礁のほうに行くと、熱帯魚がうようよいる。しかもサイズが大きい。熱帯魚は20cm〜40cm位の物ばかりで、人を恐れず直ぐ近くで見ることが出来る。防水型のレンズ付きフィルムを買ってくれば良かったと思うが、魚はそれほど趣味では無いので、そんなに後悔はしない。

4時頃までビーチでごろごろして、直ぐそばにやってくるイエスズメの写真を撮ったりしてすごす。イエスズメは日本のスズメと異なり♂と♀では頭の色がはっきり違うので見分けるのはたやすい。

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イエスズメ♂


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イエスズメ♀


スズメばかり撮っていてもしょうがないので、ここは少しだけお姉さんの写真も撮ってみた(^_^)。いや、イエスズメの写真を撮っていたけど、なぜかフォーカスがそっちに引っ張られただけです(キッパリ!)

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帰りに崖を上まで登るのはバスを利用、$1.00でした。



上でもう一度きれいな湾をバックに写真を撮っていると、奥さんが上空にオオグンカンドリを発見。ソアリングしながらだんだん高いところに上がっていく。
駐車場でブンチョウ、シリアカヒヨドリ、なんかの写真を撮って、オオグンカンドリの写真を撮れる可能性があるシーライフパークの方に行ってみることにする。

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Red-vented Bulbul(シリアカヒヨドリ)



シーライフパークが見えるMAKAPUU POINTの崖の上でクジラとオオグンカンドリを探していると、シーライフパークの上をまるで餌を貰っているような低空飛行をしているオオグンカンドリを発見。見ているうちに先日アカアシカツオドリが止まったマストに止まる。こりゃイカン!と、すぐに移動する。

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Great Frigatebird(オオグンカンドリ)


シーライフパークの前の道に停めてよく見てみると、オオグンカンドリは2羽で、1羽はマストに止まっており、もう1羽がやはり餌を貰っているような飛び方をしている。他にもアカアシカツオドリの幼鳥がマストに2羽、近くの茂みに3羽止まっている。餌付けをしているのだろうか?
時間は5時を回っているのでシャッタースピードも遅い、果たしてうまく写っているかどうか心配だ。

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レンタカーの前でちょっと気取って記念写真。フォード・エスコートは良く走ってくれて気持ちよかったです。(そう言えばイギリスで借りた車もエスコートだったなあ‥‥)
Spotted Dove(カノコバト)が近くに来たので写真を撮っておく。日は大きく傾き山の陰に隠れているので、これも極端にシャッタースピードが遅くてぶれ気味です。

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Spotted Dove(カノコバト)



この日の夕食はホテルの1階にある中華料理を食べる。メニューのコースには日本語のコースは$28.95から始まっているのに英語のコースは$19.95からだ。迷わず英語のコースを頼む。
歳とともに量が減ってきているので、あまり量が多くても持て余すのでちょうど良いくらいの量でした。味もGood。


◾︎ハワイ探鳥記Index
1:プロローグ
2:1/10 羽田出発
3:1/10 アラモアナ公園
4:1/10 ドライブ
5:1/11 EAST OAHU
6:1/11 シーライフ・パーク
7:1/12 NORTH OAHU Vol.1
8:1/12 NORTH OAHU Vol.2
9:1/13 HANAUMA BAY
10:1/14 帰国・まとめ



by river_kingfisher | 2001-01-10 00:09 | 野鳥 | Comments(0)

ハワイ探鳥記 No.8:1/12 NORTH OAHU Vol.2

■98/01/12 NORTH OAHU Vol.2■

通り過ぎるKAHUKU(カフク)の町で名物のシュリンプ・カクテルを食べる。カクテルと言う名前だが、内容は海老のニンニク味空揚げで、スチームライスが付く。

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量は多そうだったので1人前を二人で食べる事にする。殻を剥くのが面倒だが味付けも日本人に合う、とてもおいしいエビの空揚げでした。私たち夫婦には1人前で充分でした。さらにビールが飲めれば最高ですが、車の運転があるんので涙をのみます。


この後、鳥のいそうな場所を探しながら海岸に沿って南下していく。Punaluuと言う場所にある小さな入江でムナグロ、ゴイサギの写真を撮る。

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Punaluu


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Pacific Golden-Plover(ムナグロ)


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Black-crowned Night-Heron(ゴイサギ)



東海岸なので山の陰に入って、早くも日が陰り始める。写真では明るく撮れているが実際はかなり暗くなり始めている。シャッタースピードが気になる時間。(もっと早起きをすべきだが、、、、出来ない(^_^;)

そのうち見慣れないシギが群でやって来た。足が真っ赤なのでアカアシシギの冬羽かと思ったが、図鑑で調べるとRuddy Turnstone(キョウジョシギ)の冬羽らしい。

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Ruddy Turnstone(キョウジョシギ)


日本で見るのとは季節が違うので見慣れた鳥も違って見え新鮮だ。他にはNorthen Pintail(オナガガモ)も途中の沼で見られた。

日が傾いてきたので63号線LIKELIKE HWY.を通ってワイキキに戻る。この日はホテルの直ぐ近くのインターナショナル・マーケットプレイスにあるレストランで生演奏を楽しみながらステーキとシーフードのフライ。値段は安くて満足。


◾︎ハワイ探鳥記Index
1:プロローグ
2:1/10 羽田出発
3:1/10 アラモアナ公園
4:1/10 ドライブ
5:1/11 EAST OAHU
6:1/11 シーライフ・パーク
7:1/12 NORTH OAHU Vol.1
8:1/12 NORTH OAHU Vol.2
9:1/13 HANAUMA BAY
10:1/14 帰国・まとめ




by river_kingfisher | 2001-01-10 00:08 | 野鳥 | Comments(0)