昨年の暮れに年賀状を印刷していた時に、
プリンターが故障してマゼンタが抜けたプリントが8枚出来てしまった。
手前の1枚が正しいプリントで、下がマゼンタ抜きのプリント。
実は以前も同じ様に1色が切れたままかなりの枚数の年賀状を印刷してしまった事があり、その時の救済方法を今回も使おうと思った。
元画像をCMYK分解して、マゼンタのみを取り出して、ミスプリントに重ねて印刷するのだ。
マゼンタのみを取り出すやり方をすっかり忘れてしまったので、ネットで検索してやり方を探して実行します。(次の時のためにメモしておく。)
1:画像を統合
2:下地を白に設定
3:カラーモードをCMYKに変更
4:select all
5:command x (cut)
6:チャンネルでマゼンタのみ表示
8:command p (paste)
9:全てのチャンネルを表示
そして、ミスプリントにこのマゼンタデータを重ねてプリント。
左がオリジナルで、右がミスプリントにマゼンタ重ねプリント。プリンターが異なるので色味は同じにはなりません。(※同じプリンターでもプリンタドライバが分解したマゼンタと、PhotoshopのCMYKのマゼンタは異なるので、同じにはなりません。)
実際にはプリンターがエプソンからキャノンに変わったので、同じデータでも伸び率が変わってしまい合いません。極力同じになる様に解像度を何度か変えて調整していますが、左右のズレは最後まで合わせられなくて色収差みたいになってます。
ズレた年賀状を受け取った方、ごめんなさい。m(_ _)m
こんなけち臭い理由からだったのです。