百田尚樹 著の「
カエルの楽園」。
「
永遠の0」の中で某新聞社嫌いを書き、「大放言」であらゆる事への愚痴を発散した百田氏が、今の日本の状況に居ても立っても居られなくなって、書きまくった(と思われる)寓話。
最新の政治状況を分かりやすく整理して、「お前らいい加減に気付けよ!」とはっぱをかけています。
日本の現状を良く理解していない人にはお勧めですが、どうでしょう?そんな人はこれを読んだからといって、ヒザをポンと打って「なるほど、これでスッキリした!」とは行かない気もします。
まあ、民主主義っていうのは、結局のところ声がデカく聞こえの良いプロパガンダを打つ人間に引っ張られていく物だと思うので、かえって明確な意思を持った良き独裁者の方が政治は旨く進むような気がします。
あっ、民主主義を否定するわけでは無いですよ。
あと、スイスの「民間防衛」のような啓蒙書を、そろそろ日本も国民に配った方が良いんじゃないですかね?
日本は島国でずっと他国から侵略される事なく続いてきた、世界でも稀有な国だから完全に平和ボケしてるけど、スイスの様に周りからの侵略に常にさらされてきて、かつ侵略された国を見てきた国の教義を少しは学んだ方が良いと思うよ。
「在日外国人に参政権」とか、真顔で報道されてたりすると「武力を使わないで他国を侵略する」手法のほとんど最終段階に近い所まで来ている様な気がするよ、マッタク (´Д`)ハァ…。