Nikon D600, TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 (Model A05)
1/50s, f/3.2, ISO100, Raw, NoTrim
Tabasco400万画素のNikon D2Hから、1200万画素のD2Xを買い足した時に、等倍ピクセルに拡大した時のブレの多さに悩まされ続けた。
当時は撮影対象である小鳥を画面にいかに大きく写すかということが重要な問題だったので、多画素をトリミングのネタとして使っていたのだ。
考えてみれば適切なサイズで撮るということをせずに、トリミングで何とかしようというのは間違った方向性なのだけど、当時はそんなこと考えてもみなかった。
そして、自分の腕の未熟さを思い知ったのと、マルチCAM2000AFモジュールのタコさに嫌気をさしてCanonをしばらく使ってみることになった。
紆余曲折のあと、D5000でもう一度DXフォーマットの1200万画素を使ってみて、アレッ?となった。
そして同じくDXの2400万画素の
D3200を試用してみて、ますますアレレとなった。
あんまりブレてないのだ。
もちろん等倍ピクセルまで拡大すれば当然ぶれているんだけど、過ぎた年月が私を大人にした(笑)のか、はてまたレンズのVR性能が格段に進歩したのか、とにかくD2Xを使っていた頃のPC画面を見て「アーーーッ!」っていうのが少なくなった。
そんなこんなで、安心して2400万画素のD600を買ってみたのだけど、予想通り「アーーーッ!」ということはない。自分にブレに対する耐性が出来たようだ。
でも、等倍ピクセルに拡大してみての「ここまで解像している」という感激もあまりないのも事実です。
やっぱりD800Eを買っとくべきだったかなぁ‥‥‥