TVで震災情報をダラダラと見続けています。
被災された皆様の一日でも早い復興を心よりお祈り致します。
さて、TVに東北地方の津波を研究している大学の先生が出てきて、同じくらいの規模の津波の形跡が1000年前にもあるという。
今回被害が酷かった地方の防潮堤の写真を見ると、こんなに高い波が来るのか?と思うほど高い。100年に一度レベルの津波を前提に作られていたらしい。
しかし、今回の津波は1000年に一度レベルだ。あっさりとこの高い堤防を乗り越えている。
いったいどのレベルで防災を準備すればいいのだろう?
蓮舫議員が仕分けで叩かれたスーパー堤防は200年に一度の災害に備えているとの事だけど(まあ、それの完成に400年かかることが問題なんだけど)、それじゃ何年に一度の災害なら建設が許されるのか?
今回の津波の被害をみて、あの地方の堤防を今回の津波に耐えられるものにするのだろうか?
そのために使われる税金はいくらなのだろうか?
今なら建設に賛成する人々は多いかもしれないが、20年経っても同じ熱意で建設のための増税に賛成するのだろうか?
こういう難しい判断をするのが政治家の仕事なんだけど、今の政治家さんは長い目で世の中を見ているとは思えないから、判断をゆだねるのが怖いですね。